ウグイスは、鳴き声からつけられた名前だった?

ウグイス

鳥の鳴き声は、地域や時代によって違いがあるものの、一般的にスズメは「チュンチュン」、カラスは「カアカア」、ウグイスは「ホーホケキョ」と表現されます。

鳥の中には、その鳴き声から名づけられたものもいて、カッコウやホトトギス、ヒヨドリ、チドリなどがそれに当たります。

トホホギスの鳴き声は、現在では「テッペンカケタカ」と表現されることもありますが、昔の人が聞いた「ホットットキトキ」というのが名前の由来になっています。
また、ヒヨドリは「ヒーヨ」、チドリは「チ、チ」という鳴き声がもとになっています。

ところで、興味深いのが、あの美声で知られるウグイスです。
ウグイスのウグは、「奥」という言葉が変化したもので、イスは「イヅ(出づ)」のことです。
”春になると、谷の奥より出てくる”という意味の「奥出(おくい)づ」がその名の由来だと記され、これが定説とされていました。

しかしながら、これには異説があります。
山口仲美(やまぐち なかみ)氏は、著書「ちんちん千鳥の鳴く声は」の中で、江戸時代の「雅語音声考(がごおんじょうこう)」という書物に、”ウグイスの声は「ウウウクヒ」とも聞こえる。これに鳥を表わす接辞(せつじ)の「ス」(カラスのスと同じ)がついたものだ”と記されていたというのです。

幸田露伴(こうだ ろはん)も、「ウーグヒス」と聞こえるといっていたということで、山口氏はさらに、平安時代の短歌に、泣き声が記されてしかるべきところに「うぐひす」とある謎も、鳴き声説ならば説明できる、としています。

さて、ウグイスの鳴き声、あなたにはどう聞こえますか?

 
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「大福餅」は、3回も改名を繰り返していた?-「大福餅」改名秘話

大福 餅

和菓子の名前には、簡単明瞭(かんたんめいりょう)なものが多いようです。
例えば、桜の葉で包んであるから桜餅、形が銅鑼(どら)に似ているからどら焼き、江戸の今川橋周辺で売られていたから今川焼き。

きんつばは、昔は丸くて薄い形をしていて、刀のつばに似ていたため、銀つばと呼ばれていました。
が、江戸に出てきたとき、「銀より金」とばかりにきんつばとなり、その形も四角くなってしまいました。

さて、大福餅は、この名前に落ち着くまで、「うずら餅」と呼ばれていました。
大福餅のふっくらとした形が鳥のウズラのようで、また焼いて焦(こ)げた色も、何となくうずらっぽいからでしょう。

そのうち、腹がふくらんだ形なので、「腹太餅(はらぶともち)」と呼ばれるようになり、その大型のものを「大腹餅(だいふくもち)」と呼ぶようになりました。
腹太よりも大腹のほうが、よりデブだったわけです。

しかしながら、そのうち大腹餅ばかりになり、腹太餅の呼び名のほうは忘れられてしまいました。

そしてのちに、やや小型にして、こしあんを入れたものができたときには、腹太餅ではなく「大福餅」と名づけられたのです。

和菓子屋さんによっては、小さいものを「福餅」、大きいものを「大福餅」と、区別して売っているところがあります。
が、歴史の流れから見れば、これらは大福餅、大腹餅と区別すべきなのです。

 
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板チョコに「ミゾ」が入っているのは何故?-もともと食べやすさを考慮して入れられたものではなかった

チョコレートを 食べる 少女

板チョコを買うと、たいてい「ミゾ」が入っています。
この「ミゾ」があるために、食べるときにパキッ!と割れて、とても便利です。
しかしながらこの「ミゾ」、もともと食べやすさを考慮(こうりょ)して入れられたものではありませんでした。

それでは一体、何のために入れられたものなのでしょうか?

実はこのミゾは、チョコレートの製造工場(せいぞうこうじょう)において、生産効率(せいさんこうりつ)を上げるために入れられたものだったのです。

板チョコは、液体状のチョコレートを、金型(かながた)に流し込んで、冷やして固めます。
その際、平らな金型では中心部に熱が伝わりにくく、また固めるにも時間がかかってしまい、生産効率があまりよくありません。

そこで、チョコレートが型に接する面積を増やすために、凸凹(でこぼこ)のミゾを入れたのです。
この工夫(くふう)によって、チョコレートは早く固まり、仕上がりのムダも抑えられるようになったのです。

板チョコ

つまり、板チョコのミゾは、食べる人への”厚情”ではなく、”工場”での生産性”向上”のために入れられたものだったのですね。【><】

 
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年をとると、昔のことしか思い出せなくなるのは何故?

記憶を辿る 猫
「ええと、……。さっき食べたのは、何だったかニャン?」

よく、年をとると、昔のことはよく覚えているのに、最近のことは忘れやすくなるといいます。
普通に考えれば、新しい記憶ほど、鮮明に覚えているはずです。

これは一体、何故なのでしょうか?

これは、記憶というものが、”3つの能力”によって成り立っている、ということで説明できます。
その3つとは、昔のことを覚え続けている「保持力」、新しいことを覚える「記銘力(きめいりょく)」、脳から必要な記憶を取り出す「想起力(そうきりょく)」です。

人によってばらつきがありますが、若いときは、これら3つが活発に働いています。
しかしながら、”年をとると、保持力はそのままでも、記銘力と想起力の2つが、どんどん低下していってしまうのです”。

年をとると、新しいことを覚える力が落ちていくのと同時に、前に覚えていたことを思い出そうとしても、それを取り出す力も落ちていきます。
ということは、パッ!と思い出せるのは、強烈な印象をもった昔の記憶だけということになります。

 
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「×」を「ペケ」と読むのは何故?

× バツ ペケ

「○」はマルと読みますが、「×」はバツともペケとも読みます。
このペケという読み方は、一体どこから来ているのでしょうか?

ペケの由来には諸説ありますが、マレー語の「不要」「あっちへ行け」などを意味する「ペッギ(pergi)」が語源であるという説が有力です。

江戸時代末期に、横浜居留地(きょりゅうち)にあった外国商館には、中国や東南アジアを経由して来日した商人たちがいました。
そして、彼らが商談(しょうだん)する際に使っていた商用語のスラングの中に、売り込みを断られたりするときに使う「ペッギ」という言葉がありました。

この言葉が「ペケ」と聞き間違えられ、不要、不良品などの意味になったというものです。

他には、中国語の不可(プコ)が語源であるという説や また馬鹿を英語表記した「BAKA」をベキーと呼んだものが変化したとする説などもあります。

 
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