2015年07月一覧

鎌倉の大仏が、もしも立ち上がったら何メートル?

古都鎌倉には、全国的に有名な鎌倉の大仏が鎮座しています。これは座像(ざぞう)で、座った高さは11.47メートルです。さて、それではもしもこの大仏が立ち上がったら、一体どのくらいの高さになるのでしょうか?鎌倉幕府編纂の『吾妻鏡(あずまかがみ)』に、「金銅(こんどう)八丈の大仏、鋳造を始む」と記されています。これは、立像としての高さですが、1丈は約3メートルなので、答えは、約24メートルとなります。

コペルニクスが宗教裁判にかけられなかったのは何故?

地動説を唱えたガリレイ・ガリレイは宗教裁判にかけられましたが、同じ説を唱えたコペルニクスはかけられませんでした。これは一体、何故なのでしょうか?その理由は、ずばりコペルニクスが、その学説が知られる前に死亡したためです。天動説から地動説への転回を主張した、コペルニクスの「天体の回転について」は、それまでの宇宙観をひっくり返すほどの画期的な書物でしたが、その誕生の経緯はひっそりとしたものでした。

寿限無のフルネームは? – 落語のあらすじも紹介

寿限無(じゅげむ)は、子供の幸せを祈って、思いつく限りの縁起(えんぎ)の良い言葉を並べた名前をつけた親が引き起こす騒動(そうどう)を描いた、古典落語の名作の1つです。その名前は以下の通りです。寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝るところに住むところやぶら小路のぶら小路パイポパイポパイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助

聴診器は、若い女性の鼓動を聞くために発明されたものだった?

聴診器を発明したのは、19世紀のフランス人医師ルネ・ラエンネック( René-Théophile-Hyacinthe Laennec、1781~1826)です。当時、内科の診察では、医師は患者の胸に直接耳を当てて、心臓の鼓動を聞いていました。あるとき、ラエンネックは、心臓病の患者を診察しましたが、とても若い女性だったため、患者の豊かな胸に耳をつけることができませんでした。そこで、筒状にしたノートの一方の端を患者の胸に当て、もう一方の端を自分の耳に当てるという方法を思いつきました。

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