えっ?日本の国歌「君が代」はイギリス人が作曲したものだった!?

日本の国家 国旗

日本の国歌「君が代」。
「君が代」は、日本と日本人を象徴する、国の式典や国際的な行事などで演奏される大切な曲です。
しかしながら、なんと、その大切な曲の最初のバージョンは、イギリス人が作曲したものでした!

初代「君が代」はイギリス人が作曲したものだった!

初代「君が代」はイギリス人が作曲したものだった!

国歌と聞くと、かなり古くからあるイメージですが、実は、明治維新になるまで、日本には存在しませんでした。

ところが、1869年(明治2年)にイギリス王子エディンバラ公が天皇に謁見(えっけん)するにあたり、イギリス国歌と合わせて演奏するための、日本の国歌が必要になりました。

そこで、歌詞は平安時代に編まれた『古今和歌集(こきんわかしゅう)』に収録されている詠(よ)み人知らずの歌を採用。
作曲のほうは、催し物当日に国歌を演奏する、イギリスの軍楽隊隊長に依頼し、曲は急遽(きゅうきょ)作られました。

しかし、彼は日本語を知らなかったため、出来上がった曲の評判は散々。
そのため、宮内省雅楽課(くないしょうががくか)が作曲し直し、フェントンの公認として海軍軍学教諭(かいぐんぐんがくきょうゆ)になったドイツ人フランツ・エッケルト が洋楽演奏用に編曲を行ないました。

このような経緯があり、現在の「君が代」が誕生したのだといいます。

おわりに

「♪君が~代~は~、千代に~いい~♪」「ゲッ! スゲー音痴だニャー」

君が代を歌う音痴な猫

今日は、日本の国歌「君が代」の最初のバージョンはイギリス人が作曲したものだったという話を書いてみましたが、いかがでしたか?

それにしても、初代「君が代」は、一体どんなメロディーだったのでしょうか?

聴いてみたいという方のために、以下にその動画を貼りつけておきます。

どうでしょう?
まず、歌詞と曲が、見事にミスマッチですね。【><】
そして、歌って見ると分かりますが、非常に歌いにくいです。
まぁ、日本語を知らずに作曲すると、このようになるのでしょうね。(@_@)ウーン

そうそう。「君が代」といえば、この歌詞が実はヘブライ語で書かれているという説があります。
私の別ブログの方で取り上げていますので、ご興味をもたれた方は、是非お読みになってみてください。

「君が代」は、実は最初から最後までヘブライ語で書かれていた?

私たちの国家である「君が代」の歌詞には、一種の違和感を覚える方が少なくありません。それでは、何故そのような違和感があるのでしょうか?「君が代」の不可解な歌詞その理由のひとつが、不可解な歌詞です。「君が代」には、例えば「細石の巌」「苔のむす」など、一般に使われていない難しい表現が含まれています。また、タイトルの「君が代」の意味がふた通りにとれるということも、議論を醸(かも)し出しています。「君」という…

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