赤塚不二夫の少女漫画・「ひみつのアッコちゃん」のテレビアニメで、最終回はどうなるのでしょうか?
この記事では、伝説の魔法少女アニメ「ひみつのアッコちゃん」の最終回を完全解説!壮大なストーリーの結末と感動のシーンを完全網羅!ファン必見の衝撃のラスト。

写真は、こちらからお借りしました。
「ひみつのアッコちゃん」は、何度かアニメ化されています。
最初のシリーズの最終回は、以下の通りです。
目次
アッコちゃんたち一行、灯台島へ
森山先生が率いるアッコちゃんたち一行は、キャンプで希望ヶ島に訪れます。
そしてそこで、少年灯台守(とうだいもり)のリュウタと出会います。
リュウタは、祖父たちとともに孤島の灯台に住み、海の安全を守り続けているのです。
そんなリュウタの生活ぶりを見るために、アッコちゃんたち一行は、灯台島へ渡ります。
灯台島、大波に飲まれる!
灯台島に着いたアッコちゃんたちは、灯台に興味津々(きょうみしんしん)。
そんな中、リュウタは台風の接近を察知(さっち)します。
急いで希望ヶ島へ戻るアッコちゃんたち。
やがて、台風が近づき、海は大荒れ。灯台島が大波に飲まれ始めます。
リュウタのことが心配になったアッコちゃんは、魔法のコンパクトで鳥に変身。灯台島に飛んでいきます。
パパの乗った「日本丸」が嵐で遭難の危機に!
島に到着したアッコちゃんが見たものは、流れ込む水と格闘(かくとう)して倒れた、リュウタと祖父の姿でした。
アッコちゃんは気を引き締めると、すぐに2人を救い出します。
倒れたリュウタは、うなされながらも、接近する船の安全を願っています。
その船の名は「日本丸」。アッコちゃんのパパが乗船している船です。
しかし、灯台の明かりが消え、島周辺の海上が真っ暗になってしまった今、パパの乗った船が安全に入港(にゅうこう)することは困難です。
不安でたまらなくなるアッコちゃん。
パパのことを考えると、きりきりと胸が痛みます。
パパを救う方法は? – アッコちゃん、鏡の精に尋ねる
何とか、パパを助けなければ―――。
アッコちゃんは魔法のコンパクトを取り出すと、鏡の精にパパを救う方法を尋ねます。
答えは、すぐにかえってきました。
しかし――その答えを聞いた瞬間、アッコちゃんは愕然(がくぜん)とします。
パパを救う方法は、たったひとつ。世界中の鏡の光をコンパクトに集め、その光で船を導く、というものです。
ただし、その魔法を使うと、アッコちゃんの魔法のコンパクトは、2度と使えなくなってしまうというのです。
これはすなわち、アッコちゃんが魔法使いではなくなり、”普通の女の子”に戻ることを意味します。
アッコちゃん、直ちに決断! – 魔法使いよりもパパの命
アッコちゃんは直ちに決断!パパを救う方を選びます。
パパは、アッコちゃんにとってかけがえのない存在。
何を迷うことがありましょう!
アッコちゃんは、コンパクトに世界中の鏡の光を集める呪文(じゅもん)を唱えます。
そして、パパの船を安全な海域へと誘導(ゆうどう)します。
翌朝―――。台風が去った海に、美しい太陽が昇ります。
これまでアッコちゃんに、友情や思いやりの大切さを教え、成長を促(うなが)してくれたコンパクトは、いつの間にか消えてなくなっていたのでした…。
「ひみつのアッコちゃん」のテレビ放送
第1作:1969年1月6日 - 1970年10月268日(全94話)
第2作:1988年10月9日 - 1989年12月24日(全61話)
第3作:1998年4月5日 - 1999年2月28日(全44話)