「父の日」は、母を亡くした父思いの娘が誕生させた?

父の日 プレゼント

「父の日」は、どのようないきさつで生まれたのでしょうか?
今日は、この話を書いてみたいと思います。

「父の日」誕生までのいきさつ

話は、「母の日」が誕生した翌年の1909年(明治42年)まで遡(さかのぼ)ります。
アメリカ・ワシントン州に住むソノラ・スマート・ドッド(Sonora Smart Dodd)夫人は、「母の日があるのに父の日がないのはおかしい!」と疑問をいだき、父の誕生月である6月に、教会の牧師に礼拝(れいはい)を頼んだことがきっかけで、「父の日」制定に向けた運動を開始しました。

ドット夫人の母は、父が南北戦争に出征(しゅっせい)したときの苦労がたたり、6人の子供を残して亡くなっていました。
父はその後再婚することなく、働き通しで、子供たちを育て上げました。

そんな感謝の気持ちが、当時のウィルソン大統領を動かし、1916年(大正5年)に「父の日」が認知され、1972年(昭和47年)には国民の祝日となりました。

「母の日」の花がカーネーションなのに対して、「父の日」の花がバラなのは、ソノラ・スマート・ドッド夫人が、父の日に父親の墓前に白いバラを供えたからだとされています。

「父の日」はいつ?

「お父さん、この爪とぎ器をプレゼントするよ。まずボクがやり方を教えるね」「何だい、お父さんが最初じゃないのかね」
猫の爪とぎ器
写真はこちらからお借りしました。

ちなみに、この「父の日」は、アメリカや日本では6月の第3週ですが、台湾では8月8日となっています。
それは何故だと思いますか?
ヒントは、「88」という数字にあります。

と書けば、勘のいい方は、きっとピンと来たことでしょう。
そうです。
88を中国語で発音すると、「パパ」となるからですね。 😛

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