公式が明かした「ひょっこりひょうたん島」の裏設定|じつは子供たちは全員死亡していた!

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ひょっこりひょうたん島
写真は、こちらからお借りしました。

1964年4月6日から1969年4月4日にかけて、NHK総合テレビで放送された人形劇「ひょっこりひょうたん島」。
可愛くて、見ているとどこか和む人形劇ですが、じつはひょうたん島で生活している子供たちは、全員が火山の噴火に巻き込まれて死亡していました!
つまり、この劇は「死後の世界」を描いているのです。
この記事では、2009年に作者のひとりである井上ひさしが長い沈黙の後に明かした、「ひょっこりひょうたん島」の驚愕の裏設定を詳しく解説します。

井上ひさしが制作当時から秘密にしていた2つの秘密とは?

2000年9月に山形県川西町・遅筆堂文庫生活者大学校で行なわれた「ひょっこりひょうたん島」講座で、原作者の一人である井上ひさしが、制作当時から秘密にしていたこととして、以下の2点を明かしました。

1. 井上ひさしと、もう一人の原作者である山元護久(やまもと もりひさ)および担当ディレクターの3人は、いずれも家庭の事情により、両親に頼ることのできない子供時代を送ったことがある。
そこで、この物語には子供たちの「親」は登場させないことにした。
2. 離れ小島での生活において発生しうる現実的な「食糧危機」の問題を避け、親や大人に絶望したうえで子供たちがもつ明るさを描くユートピアとするために、登場人物をすべて「死んだ子どもたち」として物語を作った。

サンデー先生と5人の子供たちは、最初にひょうたん島に遠足に行きますが、なんと、この時点で、火山の噴火に巻き込まれて死んだ設定になっているのです!

また、劇中に「御詠歌(ごえいか、=仏教の教えを五・七・五・七・七の和歌として、節をつけて唱えるもの)」や「四国霊場物語」(四国八十八箇所)が登場するのも、この人形劇が「死者の物語」の設定になっているためなのです!

おわりに

死後の世界

いやー、これには驚きました。 おおっ!(゚o゚)
この人形劇の舞台が、実は死後の世界だったなんて。
確かに、劇中に出てくる「御詠歌」や「四国霊場物語」は、何となく違和感がありましたが――まさかこのような理由だったとは!
文字通り、「ひょっこりひょうたん島」の知られざる裏設定ですね。

参考にしたサイト
ひょっこりひょうたん島 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/ひょっこりひょうたん島

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