意味一覧

こけら落としの「こけら」の正体は?

昔の民家の屋根の多くは、「こけら板」という薄い削り板で葺(ふ)かれていたことから、建物の新築や改装工事の終わりに、板の削りくずを払い落として祝(いわ)う風習がありました。ここから、劇場の落成や初公演のことを、「こけら落とし」と呼ぶようになったといわれます。

「力士」と「関取」は、そもそも何がどう違う?

「力士」と「関取」は、一見同じ相撲取りのことをいっているように思われます。しかしながら、両者には大きな違いがあります。まず、「力士」ですが、こちらは相撲取りの総称で、日本相撲協会に入門し、新弟子検査に合格すれば、力士になれます。一方、「関取」ですが、こちらは十両以上の力士のことを指します。相撲取りは、下から序の口(じょのくち)、序二段、三段目、幕下、十両、前頭(まえがしら)、小結(こむすび)、関脇(せきわけ、せきわき)、大関(おおぜき)、横綱(よこづな)の順に番付が上がっていきます。

ゴルフのキャディーはもともと貴族だった? – キャディーの語源

話は、16世紀に遡(さかのぼ)ります。当時、ゴルフ好きで知られていたスコットランドの女王メアリー・スチュアートは、フランス貴族出身の若者、つまりカデにクラブを担がせてゴルフをするようになりました。そして、このカデという言葉は、スコットランドでキャディーに変化。かくして、ゴルフの手助けをする人を、キャディーと呼ぶようになったのです。

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