
自分の妻のことを「かみさん」と呼びますが、この言葉はどこから来ているのでしょうか?
「かみさん」の語源には諸説ありますが、最も有力とされるのが、昔の人が自分の妻を「山の神」と呼んでいたことから、これが「かみさん」に変化したという説です。
この記事では、「かみさん」の語源をわかりやすく解説します。
「かみさん」は、山の神のことだった

自分の妻のことを「かみさん」と呼びますが、この語源には諸説あります。
ここでは、その中から3つをご紹介します。
1. 「山の神」由来説
最も有力とされるのが、昔の人が自分の妻を「山の神」と呼んでいたことから、この山の神が親しみを込めて「かみさん」に変化したという説です。
2. 「杓子」由来説
民俗学者(みんぞくがくしゃ)の柳田國男(やなぎだ くにお)は、山の神の標識として日本各地では古くから杓子(しゃくし)が用いられましたが、この杓子(しゃくし)は女房の権威(けんい)の象徴(しょうちょう)であることから、妻のことを「山の神」と呼ぶようになったとしています。
3.「女将」由来説
女性店主のことを「女将(おかみ)さん」と呼びますが、この「おかみさん」の「お」が取れて「かみさん」になったとする説もあります。
おわりに
「えっ? 『かみさん』って、山の神だったの?」

今日は、「かみさん」の語源について書いてみましたが、いかがでしたか?
「山の神」とは驚きでしたね。おお!(゚o゚)
かみさんといえば、かみさんは子供ができればお母さんになりますが、この「おかあさん」という言葉は、一体どこから来ているのでしょうか?
答えは、以下の記事をお読みください。