手塚治虫の動物漫画・「ジャングル大帝 進めレオ!((ジャングルたいてい すすめレオ)」のテレビアニメで、最終回はどうなるのでしょうか?
写真はこちらからお借りしました。
月光石がムーン山で発見される
原子力を超える力を秘めた月光石(げっこうせき)が、ムーン山で発見されました。
この石を手に入れようとするヒゲオヤジは、レオに山までのガイドを依頼(いらい)します。
レオは、その依頼を1度断りましたが、
「人間の役に立つ石は、動物たちの幸せにもつながるはず」
と、妻のライヤに説得(せっとく)され、探検隊(たんけんたい)への同行を決意します。
レオ一行、ムーン山へと出発
かくして、一行はムーン山へと出発しますが、その中には、レオの息子ルネがこっそりと紛(まぎ)れていました。
険(けわ)しい道のりを経(へ)て、やがてヒゲオヤジたちは山頂(さんちょう)付近で月光石の鉱脈(こうみゃく)を発見。
一方、レオとルネはムーン山登頂(とうちょう)を果たし、そこからの眺(なが)めを目に焼きつけます。
ルネ、雪崩に飲まれ、姿を消す!
ほどなく一行は下山(げざん)を始めますが、突然の天候の激変(げきへん)により、散り散りになってしまいます。
そればかりか、ルネが雪崩(なだれ)に飲まれ、姿を消してしまいました。
「それもこれも、人間のエゴのせいだ!」
レオは激怒します。
ルネ、ヒゲオヤジとレオを救う!
しかしそのとき、ヒゲオヤジはレオを見て、雪崩で傷を負っていることに気づきます。
レオと和解(わかい)したヒゲオヤジは、穴を掘り、その中でなんとか吹雪(ふぶき)をやり過ごそうとします。
が、レオもヒゲオヤジも、いつの間にか気を失ってしまいました。
そんな彼らを助けたのは、雪崩から生き残っていたルネでした。
幼いルネは、レオとヒゲオヤジを引っ張り、なんとか下山します。
しかし、鉱脈に関する記録は失われてしまいました。
レオからの手紙
数年後、アフリカから帰国(きこく)したヒゲオヤジの元に、レオから手紙が届きます。
そこには、レオが成長したルネに道を譲(ゆず)り、引退を考えていることが記されていました。
かくして、ジャングルの王座は、また新しい世代(せだい)へ受け継(つ)がれたのです。
「ジャングル大帝 進めレオ!」のテレビ放送
1966年10月5日 – 1967年3月29日(全26回)