「オバケのQ太郎」といえば、主人公Q太郎の愛らしさが真っ先に思い浮かびますが、実は作品の魅力を語るうえで欠かせない存在がいます。それが、星マークがトレードマークのアメリカ帰りのオバケ「ドロンパ」です。
Q太郎のライバルとして登場しながら、どこか放っておけない愛嬌と、意外な優しさを持ち合わせたこのキャラクター。一度知れば、きっとあなたも虜になるはず。今回は、そんなドロンパの知られざる魅力を徹底的に掘り下げていきます!
目次
アメリカからやってきた変身名人、ドロンパとは?
「オバケのQ太郎」に登場するドロンパは、Q太郎のライバルでありながら、どこか憎めない愛されキャラ。アメリカ・テキサス出身の彼は、胸に輝く星マークがトレードマークのオバケで、変身術の達人として知られています。その変身スキルは全米一とも言われ、作中ではさまざまな姿に変身して周囲を驚かせます。
ドロンパの知られざる一面
誕生日は3月27日:Q太郎の誕生日(2月28日)のちょうど1か月後という設定。
高いところが大好き:木の上や屋根の上で昼寝するのが日課。
胸の星マークが命:この星がないと変身能力が使えなくなるという、まさに命の源。
読書家でインテリ:知識が豊富で、妹のP子とは知的な会話を楽しむことも。
ドロンパの人間関係
神成さんとの絆
ドロンパは隣人の神成さんの家に居候しており、彼を「おじいさん」と呼んで慕っています。神成さんのために後添いを探そうとするなど、情に厚い一面も。
P子への恋心
ドロンパはQ太郎の妹・P子に恋をしています。Q太郎はそれを利用して「P子と付き合わせないぞ」と言ってドロンパに協力させるなど、コミカルな展開を生み出しています。
好き嫌いがはっきり!
好物:ハンバーガー。アメリカ出身らしいチョイス。
苦手なもの:ぬかみそとたくあん。特にぬかみそに対しては「法律で禁止すべき」とまで言うほどの嫌悪感を示します。
ツンデレな魅力が光るキャラクター
ドロンパの最大の魅力は、プライドが高くキザな態度の裏にある寂しがり屋な性格。ツンとした態度を取りながらも、仲間思いで情に厚い彼の姿に、読者は思わず心を掴まれてしまいます。
ドロンパの面白エピソード3選
1. O次郎をP子に変身させて雪かきさせる作戦(アニメ版)
ドロンパがP子に恋していることを知っているQ太郎は、なんと弟のO次郎をP子に変身させて、ドロンパに雪かきをさせるというトリックを仕掛けます。ドロンパはまんまと騙され、喜んで雪かきを手伝うのですが、最後に真実を知ってショックを受けるというオチ。恋に盲目なドロンパの純情さと、Q太郎のいたずら心が炸裂したエピソードです。
2. 神成さんの後添い探しに奔走!
神成さんが妻に先立たれたことを知ったドロンパは、「おじいさんが寂しそうだ」と感じ、なんと勝手に後添いを探しに奔走します。お節介ながらも優しさがにじみ出るこのエピソードは、ドロンパのツンデレな性格と情の深さがよく表れています。
3. 胸の星マークをなくしてポンコツ化!
ある日、ドロンパの胸の星マークが取れてしまい、変身能力を失ってしまう大ピンチに。普段はキザで自信満々な彼が、しょんぼりしてQ太郎たちに助けを求める姿は、ギャップ萌え必至。最終的には仲間の協力で星を取り戻し、元気を取り戻します。
まとめ

ドロンパは単なるライバルキャラにとどまらず、知性とユーモア、そして人間味を兼ね備えた「オバケのQ太郎」の名脇役。彼の魅力を知れば知るほど、作品の奥深さと面白さが増していきます。次に「オバケのQ太郎」を観るときは、ぜひドロンパの活躍にも注目してみてください!


