ニャロメの名前の由来は? – マンガ家・タイガー立石の作中のセリフがルーツ

ニャロメ
出典:https://www.koredeiinoda.net/news/faq.html

赤塚不二夫の描いた、人情あふれる下町を舞台とした漫画・「もーれつア太郎」に初めて登場し、その後も同氏の数多くの作品に脇役(わきやく)として出演しているネコ、「ニャロメ」。
二本足で立って人間の言葉をしゃべる、口は悪くていたずら好きですが、憎(にく)めないキャラクターです。

この「ニャロメ」という名前は、一体どこから来ているのでしょうか?

ニャロメの名前は、マンガ家・タイガー立石の作中のセリフがルーツ

この「ニャロメ」の名前の由来(ゆらい)ですが、当時、赤塚不二夫と交流のあった人物の1人に、マンガ家で美術家のタイガー立石がいました。
そして、彼の描いた作品の中で、

「コンニャロメ!」

というセリフが、よく使われていました。

これを読んだ赤塚不二夫は、くじけてもくじけても立ち上がるニャロメにぴったりだと、この名前を採用(さいよう)したのです。

ニャロメの登場する他の作品は?

なお、ニャロメは、赤塚不二夫の描いた、以下のような作品に登場しています。

『もーれつア太郎』
この作品では、ニャロメはケムンパス(毛虫)やべし(カエル)とともに主人公ア太郎の住む町の空き地に住む野良猫として登場します。
人間の女性を好きになることが多く、「おれと結婚しろニャロメ!! シャーワセにするニャロメ!!」と、よく求婚(きゅうこん)していますが、いつも失敗しています。

『おそ松くん』
『おそ松くん』では、ニャロメは魚泥棒(さかなどろぼう)を働いたり、ゴミを漁(あさ)ったりと、普通の野良猫のように描かれています。
が、時々二本足で歩いたり、言葉を話したりするシ-ンがあります。

『花の菊千代』
1981年8 – 9月号掲載(けいさい)分に、ニャロメと名乗る野良猫が登場します。
この猫は、空腹と陽射しで干物(ひもの)になり、お湯をかけると生き返ります。
主人公の菊千代は、ニャロメを「どこかで見た顔」といっています。

おわりに

今日は、ニャロメの名前の由来について書いてみましたが、いかがでしたか?

ニャロメといえば、人間の言葉をしゃべりますが、調べてみたところ、幼稚園児並みの知能があるようです。
詳しくは、以下の記事をお読みください。

赤塚不二夫の描いた、人情あふれる下町を舞台とした漫画・「もーれつア太郎」に初めて登場し、それ以後も数多くの作品に脇役(わきやく)として出演しているネコ、ニャロメ。このニャロメの知能は、一体どのくらいなのでしょうか?さて、このニャロメの知能は幼稚園児並で、算数の四則演算が分かるという設定になっています。また、文字は、「し・の・く」の3文字しか知りません。

よくある質問 | 赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ!!
https://www.koredeiinoda.net/news/faq.html

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告