「マッハGoGoGo」最終回の結末を徹底解説!剛とビアンカの運命のレース

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1967年に放送された伝説的アニメ「マッハGoGoGo」。その最終回は、世界一周を舞台にした壮大なレースで幕を閉じます。大富豪ゼンダ氏が主催する史上最大のレースに挑む剛とマッハ号は、数々の妨害や試練を乗り越え、ライバルのビアンカやシカゴ兄弟と激闘を繰り広げます。果たして剛は勝利を掴むのか、そして彼が最後に選んだ決断とは――。今回はそのドラマティックな最終回を詳しく解説します。

マッハGoGoGo
写真はこちらからお借りしました。

剛、レース中にビアンカを救出

世界一の富豪ゼンダ氏が開催した「史上最大のレース」は、金塊と令嬢ビアンカとの結婚を賞品に掲げた前代未聞の大会でした。剛とサブは、シカゴ兄弟の妨害で飛行機の翼を切られ、ジャングルへと落下。必死に筏を組み上げ、川を下りながらコースへ復帰します。遅れを取り戻すために猛追する剛の前に現れたのは、南極の雪上車レースで素性を隠して参戦していたビアンカ。彼女のマシンがクレバスに落下した際、他のレーサーが見捨てる中、剛だけが救出に向かいます。フェアプレーを貫く剛の姿勢は、彼の信念を象徴する場面でした。

剛、リタイヤを覚悟!

ヨーロッパでのバイクレースでは再びシカゴ兄弟の妨害に遭い、剛は窮地に陥ります。しかし、今度はビアンカが彼を助け、二人の間に絆が芽生え始めます。やがてモスクワに到着した参加者たちは、ウラジオストックまでの長距離カーレースへ。剛はビアンカにガソリンを分け与えたため、シベリアでガス欠となりリタイヤを覚悟します。絶望の中、覆面レーサーが現れ、剛を救い出す展開はまさに劇的。剛は再び走り出し、日本行きのフェリーに飛び乗ることに成功します。

レースは、ついにクライマックスへ!

日本へ渡れたのは剛、ビアンカ、そしてシカゴ兄弟の3台のみ。レースは最終局面へ突入します。執拗に妨害を続けたシカゴ兄弟はついに脱落し、勝負は剛とビアンカの一騎打ちに。最後まで緊張感に満ちた展開の末、剛のマッハ号がトップでゴール。観客の大歓声に包まれる中、剛はビアンカと固く握手を交わします。そして、賞品である金塊も結婚も辞退し、自らの信念を貫いた剛の姿は、視聴者に深い感動を残しました。

「マッハGoGoGo」のテレビ放送
1967年4月2日 - 1968年3月31日(全52話)

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