足立明原作・脚本のホラーアニメ・「妖怪人間ベム」で、最終回はどうなるのでしょうか?

写真はこちらからお借りしました。
第一章:とある町に現れた謎の女妖怪
静かな町に突如現れたのは――人間をさらう、正体不明の女妖怪。 市民からの通報を受けた警察署長は、しかしその話を一笑に付し、信じようとはしません。
その頃、偶然にも列車の衝突事故を未然に防いだベムたちは、ただならぬ気配を察知。 ベムとベラはベロを残し、闇の真相を探るべく動き出します。
一方、町に残されたベロは、怪しげな女の姿を目撃。 彼女こそが人間をさらった妖怪だとは知らず、後を追います。 しかし辿り着いた洋館で、待ち受けていたのは――女妖怪の姉妹。ベロは罠にかかり、捕らえられてしまうのです。
第二章:人間になる方法の発見
洋館の牢獄に放り込まれたベロが目にしたのは、さらわれた人々、そして魂を奪われ亡者と化した者たち。 姉妹の目的は――人間の魂を喰らい、永遠の命を得ること。
やがてベロは牢獄から連れ出され、魂を吸い取られてしまいます。 その瞬間、妖怪人間ならではの異変が起きる――変身前と変身後の姿が分離してしまったのです。
その様子を隠れて見ていたベムとベラは悟ります。 「魂を人間に乗り移らせれば、我らも人間になれる……」 しかし、その方法は誰かを犠牲にしなければならない――残酷な真実でした。
第三章:焼け跡に残されたもの
隙を突き、人間たちを解放したベムとベラは、姉妹との死闘に挑みます。 激しい戦いの末、ついに女妖怪を討ち果たすと、奪われていた魂は解放され、亡者たちは人間の姿を取り戻しました。
その戦いを通じて、ベムたちは己の使命を悟ります。 「我らは人間にはなれぬ。だが、妖怪人間として正義のために戦い続けよう」
一方その頃、警察署長は市民からの再びの通報を受け、洋館を焼き払う決断を下します。 炎に包まれた館の跡から見つかったのは――ベムたちの帽子。 しかし、彼らの遺体はどこにも見当たりませんでした……。
「妖怪人間ベム」のテレビ放送
第1作:1968年10月7日 - 1969年3月31日(全26話)
第2作:2006年4月1日 - 2006年10月7日(全26話)