人間は眠らずにいるとどうなってしまう? – 後遺症はある? 世界記録は?

断眠に挑戦する人形

人間は、もしも眠らないと、一体どうなってしまうのでしょうか?
不眠に関しては世界記録があるようですが、人はどのくらい眠らずにいられるのでしょうか?
また、無理に眠らずにいると、何か後遺症はあるのでしょうか?

人間は眠らないとどうなる? 後遺症はある?

断眠に挑戦する女性

実は、倫理上(りんりじょう)、人体での断眠実験(だんみんじっけん)は行なわれていません。
そのため、断眠を敢行(かんこう)した結果、何らかの後遺症(こういしょう)があるのかどうかに関しては不明となっています。
しかしながら、ラットによる実験から、断眠を続けた場合、ある臨界点(りんかいてん)を超えると死に至ると考えられています。

ギネスブックによれば、連続覚醒時間は264時間

断眠に関しては、連続覚醒時間(れんぞくかくせいじかん)の世界記録に挑戦した猛者(もさ)は数多く存在します。
ギネスブックによれば、最も有名な断眠の記録は、アメリカカリフォルニア州サンディエゴの高校生ランディ・ガードナーが樹立(じゅりつ)した264時間です。
これは、日数でいうと11日間となります。

ランディ・ガードナーの断眠実験
ランディ・ガードナーの断眠実験
出典:https://www.atchuup.com/1965-randy-gardner-sleep-experiment/

この青年の場合、断眠の終了後、15時間ほど眠ると自然に覚醒(かくせい)し、後遺症は見られなかったといいます。

ただし、最初の2日は眠気と倦怠感(けんたいかん)、4日目には自分が有名プロスポーツ選手であるという誇大妄想(こだいもうそう)、6日目には幻覚(げんかく)、9日目には視力低下や被害妄想(ひがいもうそう)、最終日あたりには極度の記憶障害(きおくしょうがい)などが生じているので、このような実験は行なわない方が賢明(けんめい)のようです。

おわりに

「眠らない、眠らない! 絶対に、眠らないチッチ!」
断眠実験中の鳥さん

今日は、人間は眠らずにいるとどうなってしまうのかという話でした。
私など、ちょっと睡眠が足りないだけで、すぐにアクビが出て頭がボーッとしてしまうので、断眠実験など夢のまた夢という感じで、とうていできそうにありません。
皆さんは、どのくらい眠らずにいることができますか?(^^)

あっ!(゚o゚) 断眠実験はしない方が良いのでしたね。(^^;

国会審議中(こっかいしんぎちゅう)に居眠りする大勢の議員たち
国会審議中に居眠りする大勢の議員たち
出典:https://twitter.com/masamasanex/status/1622527436507447296

あらあら。(゚o゚)この人達も、かなりの睡眠不足のようですね。(→o←)
というより、何もこんな所まで来て寝なくても良いと私は思うのですが…。(~_~メ

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