ウズイスのの「ホーホケキョ」という鳴き声は、春にはよく聞きますが、秋や冬にはほとんど聞きません。
秋や冬は、一体どうしているのでしょうか?
実はウグイスは、秋から冬にかけては、ときどき「チャッチャッ!」という地鳴き声を出すだけなのです。
この記事では、9割の人が知らないウグイスに関する雑学トリビアをわかりやすく解説します。
ウグイスが「ホーホケキョ」と鳴くのは、実は春だけ?
梅(うめ)の花が咲く頃に、人里で鳴き始めることから「春告鳥」(はるつげどり)とも呼ばれるウグイス。
「春告鳥」の語源に関しては、以下の記事をお読みください。
各地の気象台では、ウグイスが「ホーホケキョ」とさえずりはじめた日を、「ウグイスの初鳴日」として観測しているようです。
「ウグイスの初鳴き日」は、沖縄や九州では2月頃、西日本から東日本では3月、北日本では4月~5月となっています。
ウグイスは、 鳴き始めてから8月下旬頃までは、市街地に近い公園や林でも「ホーホケキョ」という大きな鳴き声を聞くことができます。
その後は、山地の方へ移動し、巣作りに入ります。
秋になると、ウグイスの鳴き声に変化が!

しかし、秋から冬にかけては、ウグイスの鳴き声が変わります。
なんと、「ホーホケキョ」とは鳴かなくなってしまうのです。
それでは、どのように鳴くのでしょうか?
実は、この頃になると、ウグイスはあまり鳴かなくなってしまうのです。
ときどき、「チャッチャッ!」という地鳴き(または笹鳴き)と呼ばれる声を出すだけなのです。
「ウグイス嬢」は誤り?

「ウグイス嬢」という言葉がありますが、本来これは誤りです。
なぜなら、ウグイスはオスしか鳴かないからです。
しかし、人間界で「ウグイス嬢」と言えば、女性を指します。
広辞苑によれば、
「ウグイス嬢とは、(ウグイスの美しい鳴き声にたとえて)電話交換手のこと。またはアナウンスを担当する女性」
とあります。
「ウグイス嬢」と言われれば、すぐに意味がわかるので、これは優れた造語だとは思います。
しかしおそらく、ウグイスのことをよく知らない方が作った言葉なのでしょうね。
作る前に、是非「雑学とトリビアの杜」を訪問して、この記事を読んでほしかったです。(笑)
ウグイスは春にしかホーホケキョと鳴かない? | Zatupedia
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