何故一覧

「四六時中」は、もともと「二六時中」だった? – 四六時中の語源

「四六時中(しろくじちゅう)」という言葉があります。これは、「一日中ずっと」「いつも」という意味で、2020年に大ヒットした人気アニメ・『鬼滅の刃(きめつのやいば)』にも登場します。が、実はこれ、もともと「二六時中(にろくじちゅう)」といわれていました。「二六時中」という言葉は、昼と夜をそれぞれ6つの時刻(とき)に分けて1日を表わしていた江戸時代の時刻制度に関係があります。つまり、昼と夜の刻が合わされば1日が12刻(2×6=12)となることから生まれたのが「二六時中」という言葉なのです。

「どっこいしょ」という掛け声は仏教由来の言葉だった?

「どっこいしょ」の語源には諸説ありますが、そのひとつが仏教用語の六根清浄に由来するというものです。六根清浄の「六根」とは、目、鼻、耳、舌、身、意(心)の6つを指す仏教用語で、六根清浄とは、この六根から生まれる欲望を断ち切り、心身(しんしん)を清めるという意味です。そして、この六根清浄が転じて「どっこいしょ」になったというわけです。

関節から出る「ポキッ!」は何の音? – 2015年にカナダの大学が長年の論争に決着!

指などの関節を鳴らしたときに出る「ポキッ!」という音。この音がどういう仕組みで出るのか、昔からさまざまな説が唱えられてきました。そんな中、2015年に、カナダのアルバータ大学の研究グループが、最新のテクノロジーを駆使(くし)して、この長きにわたる論争に決着をつけました。彼らは、関節が「ポキッ!」っと鳴った瞬間に、関節内でおきている現象を映像に記録。その結果、1940年代に立てられた仮説がおおむね正しかったことが実証されたのでした!

バンドエイドは妻思いの優しい夫によって発明された? – バンドエイド誕生秘話

「バンドエイド」は、ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)の商標で、1920年にアメリカで生まれました。当時、同社の社員であった28歳のアール・E・ディクソンは、妻のジョセフィーヌが非常に不器用で、彼女が台所に立つたびに、火傷(やけど)や切り傷を負うことに頭を悩ませていました。そこで考えついたのが、テープと包帯を合体させた救急絆創膏です。そしてこれが、「バンドエイド」の原型になったのです。

キューピーの「ユ」が大文字になっているのは何故?

キューピーマヨネーズのパッケージの文字を注意深く見てみると、キューピーの「ユ」が大文字になっていることに気づきます。つまり、「キューピー」ではなく、「キユーピー」となっているのです。その理由は、同社によればデザイン上の理由からだといいます。横書きの場合、小文字の「ュ」にすると上に空間ができてしまい、バランスが悪くなってしまいます。そのため、大文字の「ユ」にしているのだといいます。

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