「ええっと……、。ひとつまみって、どれくらいだったかしら?」

こんな経験はありませんか?
料理のレシピ本をパラパラと眺めていると、おししそうな料理を発見!
そこで、早速作ろうとしたところ、調味料の量が、「大さじ1杯」「小さじ1杯」「1カップ」などと、計量器を使った具体的な分量ではなく、「塩ひとつまみ」「砂糖少々」「塩をひとにぎり」「しょう油をひとたらし」といった曖昧(あいまい)な表現で書かれていて、実際にどのくらい入れたらいいのか良く分からない。
料理は、そこでいったんストップです。
これは、けっこうなストレスになります。
特に、時間にあまり余裕がないときはなおさらです。
でも、もう大丈夫!
この記事を読めば、あなたはもう今後、調味料の分量で悩むことはなくなります。どんな料理でも、さくさくと進められるようになることでしょう。
目次
「ひとつまみ」「少々」「ひとにぎり」「ひとたらし」は、それぞれどのくらいの量?
1.ひとつまみ
「ひとつまみ」は、親指と人差し指と中指の3本の指でつまんだ量で、小さじ1/4と同じくらい(1グラム弱)とされます。
2.少々
「少々」は、親指と人差し指の2本の指でつまんだ量で、小さじ1/8程度の分量が目安となります。
3.ひとにぎり
「ひとにぎり」は、人差し指から小指までの4本の指を閉じて、1度に軽くすくえる量で、塩であればだいたい40~50グラムです。
4.ひとたらし
「ひとたらし」は、油などの入った容器を1秒ほど傾けて出る量(5ml程度)とされています。
上記の量の一覧表
これらを表にまとめると、以下のようになります。
| ひとつまみ | 親指と人差し指と中指の3本の指でつまんだ量 | 小さじ1/4程度 |
| 少々 | 親指と人差し指の2本の指でつまんだ量 | 小さじ1/8程度 |
| ひとにぎり | 人差し指から小指までの4本の指を閉じて1度に軽くすくえる量 | 40~50グラム |
| ひとたらし | 油などの入った容器を1秒ほど傾けて出る量 | 5ml程度 |
おわりに:料理をする方に必須の知識。雑学好きにもお勧め

今回は、調味料の量を、「塩ひとつまみ」「砂糖少々」「塩をひとにぎり」「しょう油をひとたらし」などといった量が、実際にどのくらいの分量なのかという話を書いてみましたが、いかがでしたか?
少なくとも、今後いろいろな料理に挑戦しようと考えているあなたには、必須の知識です。
知っていたけれど曖昧(あいまい)だったという方も、この機会にしっかり覚えてしまいましょう!