蘭の名前は「睾丸」に由来!?実は蘭と睾丸には意外な共通点が!

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蘭の花

優雅に花を咲かせる蘭。
読み方は「らん」です。
驚くことに、なんと、この花の語源は、男性の「睾丸(こうがん)」に由来していました!
この記事では、なぜこの花にそのようなエッチな名前がついてしまったのか、その理由を分かりやすく説明します。

「蘭」の語源はギリシア語の「オルキス」から

高級花の代表格である欄は、英語で「orchid(オーキッド)」といいます。
orchidの語源を遡(さかのぼ)ると、ギリシア語の「オルキスorchis(オルキス)にたどり着きます。
オルキスの意味は、ちょっと恥ずかしく、男性の睾丸(こうがん)です。

それでは、この花にはなぜこのようなエッチな名前がついてしまったのでしょうか?

蘭に恥ずかしい名前がついてしまった理由|蘭と睾丸の意外な共通点

蘭は、根に2つの塊根(かいこん)をもっています。
この塊根は、見た目が男性の睾丸(こうがん)そっくりです。

そればかりではありません。
実は、蘭の塊根には古来から催淫作用(さいいんさよう)があることが知られており、媚薬(びやく)として売られていた時代もあるのです。

これら2つの理由から、蘭には「睾丸」を意味するorchis(オルキス)という恥ずかしい名前がついてしまったのです。

欄は媚薬以外にも装飾や献花として使われていた

ここで、蘭の名誉のために言っておきます。
もちろん蘭は、そのようなエッチな目的のためだけに使われていたわけではありません。

かつて、ネパールやボルネオでは、聖所に蘭をまき、寺院にもこれを飾ったといいいます。
また、メキシコでは、結婚式や葬式の献花(けんか)として欠かせない花だったといいます。

おわりに

今日は、「蘭」の語源について書いてみましたが、いかがでしたか?
睾丸とは、ちょっと驚きでしたね。おお!(゚o゚)
最後の方は、管理人には珍しく、ちょっと熱くなってしまいましたが…。(^-^;ゞ

同じ語源でも、「パンジー」の方は格調が高く(?)、ちょっと哲学的な理由に由来しています。
詳しくは、以下の記事をお読みください。

パンジーは、英語の「pansy」からの外来語で、フランス語の「思想」を意味する単語「pensee(パンセ)」に由来します。これは、パンジーの花が人の顔に似ていて、深く思索(しさく)にふけるかのように前に傾くところからきています。当初は「遊蝶花(ゆうちょうか)」や「胡蝶菫(こちょうすみれ)」と訳されましたが、その後英語「pansy」から「パンジー」の呼称で定着しました。
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