オバケのQ太郎の「P子」とは?実はQちゃんより優秀?知られざる面白エピソード

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「オバケのQ太郎」といえば、食いしん坊でちょっぴりドジなQちゃんが有名です。
では、Qちゃんの妹「P子(ピーこ)」はどんなオバケだったか、覚えていますか?
実はP子は、兄のQ太郎とはかなり違ったタイプ。
かわいらしい女の子オバケでありながら、頭もよく、オバケとしての能力もQ太郎より上。しかも、人間界にやってきたP子には、Q太郎とは別の物語まで用意されていました。
今回は、そんな「知る人ぞ知るP子」の魅力と、ちょっと意外なエピソードを紹介します。

P子 キャラ紹介
https://i.pinimg.com/

P子はQ太郎の妹!でも、兄とはかなり違う?

P子は、Q太郎の妹にあたる女の子のオバケです。

Q太郎が人間界で暮らすようになった後、P子もオバケの世界から人間界へやってきます。

ところが、ここで面白いのが兄妹の能力差。

P子はQ太郎よりも頭がよく、オバケとして「化ける」能力にも長けていました。

つまり、

「兄のQちゃんより、妹のP子のほうが優秀」

という、なかなか興味深い兄妹なのです。

Q太郎といえば、オバケなのに変身が苦手で、何かに化けようとして失敗することも多いキャラクター。

それに対してP子は、頭脳派でしっかり者。

兄のQ太郎がドタバタ騒動を起こす一方で、P子は別の角度から物語を動かしていきます。

P子は「留学」で人間界へやって来た!

P子の登場で特に面白いのが、人間界へやって来た理由です。

P子は、オバケの世界から人間界へ「界外留学」することになります。

いわば、オバケの世界から人間社会へ勉強に来たようなもの。

小学館の全集にも、P子を主役にした「P子の界外留学」というエピソードが収録されています。

しかし、P子がやって来たからといって、すべてが順調にいくわけではありません。

そこは「オバケのQ太郎」。

人間界に来れば来たで、当然のように騒動が起こります。

P子は大原家ではなく、別の家に居候する!

ここも、Q太郎との大きな違いです。

Q太郎は正ちゃんの家、大原家に居候しています。

ところがP子は、兄のQ太郎と同じ家に住むわけではありません。

P子が居候することになるのは、ユカリさんの家。

小学館も「オバケのQ太郎」第4巻について、「ユカリさんの家に居候することに決めたP子」が主役となるエピソードが登場すると紹介しています。

この設定のおかげで、P子はQ太郎とは違った人間関係を築くことになります。

そして、ここから生まれたのが、ちょっと珍しい作品です。

なんとP子には「P子日記」という物語がある!

P子 キャラ紹介_02
https://up.gc-img.net/

P子について語るなら、絶対に外せないのが、

「オバケのP子日記」

です。

これはP子と、彼女が居候するユカリさんを中心に描いた作品。

つまり、単なる「Q太郎の妹のサブキャラクター」ではなく、P子自身を主人公格として楽しめる物語が存在するのです。

「オバケのP子日記」は1966年に「女学生の友」で連載され、全集では「P子の界外留学」「やせたいユカリ」「しかられましょう」「恐怖のサンドイッチ」など、複数のエピソードがまとめて収録されています。

これは、P子ファンならぜひ知っておきたいポイントでしょう。

「P子日記」は、実は恋愛模様まで描いている!

「オバケのP子日記」を読んでみると、単なるオバケのドタバタ話だけではありません。

P子が居候するユカリさんには、なんと気になる男の子がいます。

その相手が岩見君。

つまりP子は、ユカリさんの恋模様にも巻き込まれていくのです。

「オバケのQ太郎」といえば、Qちゃんと正ちゃんを中心としたドタバタギャグというイメージが強いですが、「P子日記」では少し違った人間関係が展開します。

P子が人間の女の子と一緒に暮らすことで、

「オバケから見た人間の世界」

という面白さも生まれているわけです。

P子は「かわいいだけ」のキャラクターではない

P子の魅力は、見た目のかわいらしさだけではありません。

兄のQ太郎と比べると、かなりしっかりしたタイプ。

しかも、オバケとしての能力にも優れています。

ところが、そんなP子にも苦手なものがあります。

それが、料理や裁縫。

頭がよくて「化ける」のも得意なのに、家事万能というわけではないのです。

このあたりが、実に藤子作品らしいところ。

「何でもできる完璧な妹」ではなく、ちゃんと苦手な部分もある。

だからこそキャラクターとして親しみやすいのです。

P子とQ太郎、似ているようで正反対?

兄のQ太郎と妹のP子を比べてみると、かなり面白い違いがあります。

Q太郎 P子
大食い しっかり者
ドジな面が多い 頭がよい
化けるのが苦手 化けるのが得意
大原家に居候 ユカリさんの家に居候
正ちゃんとの友情が中心 ユカリさんとの関係が中心
ドタバタ騒動の中心人物 少し違った人間ドラマを展開

もちろん、作品によって描かれ方には違いがありますが、こうして見ると兄妹なのにかなり個性が違います。

だからこそ、P子が登場すると「オバケのQ太郎」の世界が一気に広がるのです。

実は「P子」を主役にした作品が残されている!

P子について意外と知られていないのが、先ほど紹介した「オバケのP子日記」の存在です。

現在では「オバケのQ太郎」といえばQちゃんの物語として知られていますが、藤子・F・不二雄大全集では、P子を中心としたこの作品もしっかり収録されています。

小学館の公式紹介でも、大全集11巻には「オバケのP子日記」が収録されていることが明記されています。

しかも、この巻には1965~1966年の「小学六年生」掲載作品に加えて、「女学生の友」に連載された「オバケのP子日記」も収録。

P子というキャラクターをじっくり知りたい人には、まさにうってつけの一冊です。

まとめ――P子は「Qちゃんの妹」だけではなかった!

まとめうさぎ

「オバケのQ太郎」のP子は、Q太郎の妹というだけの脇役ではありません。

頭がよく、化ける能力にも優れた、兄とはひと味違う女の子オバケ。

しかも、人間界へ「界外留学」してユカリさんの家に居候するという独自の設定があり、さらに「オバケのP子日記」では、P子自身を中心とした物語まで描かれました。

Q太郎のドタバタぶりに目を奪われがちな「オバケのQ太郎」ですが、少し視点を変えてみると、P子を中心にしたもう一つの面白い世界が見えてきます。

「そういえばP子って、どんなオバケだったっけ?」

と思った人は、ぜひP子が活躍するエピソードを読み返してみてください。

Qちゃんとは違った、かわいくて賢いP子の魅力に、きっと気づくはずです。

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