ラブホテルは、日本国内に3万軒ほどあるといわれます。
そして、その稼働率(かどうりつ)は平均1日2.5回転。ホテルによっては8回転というところもあるといいます。
2.5回転でもそれなりに利益が出るそうなので、ラブホテルは”不況に強い”ビジネスといわれるのも納得です。
そして、その年間売り上げは、約7兆円と試算されています。
この記事では、ラブホテルの年間売上げと近年設置が増えている監視カメラについて、わかりやすく解説します。
ラブホテルの売り上げは、防衛費を約2兆円上回る金額!
ラブホテルの売上げ7兆円というこの金額は、どの程度のものなのでしょうか?
日本の2015年度の一般会計歳出96兆3420億円のうち、防衛費はその5.2%にあたる4兆9801億円。
つまり、ラブホテルは、なんと、日本の国防費よりも約2兆円上回る売り上げ規模を誇っていることになるのです!

出典:https://taroyamada.jp/?p=6254
これは驚きですね。
近年では、監視カメラが設置されているラブホテルも
ちなみに、「ラブホテル」というのは、日本独自の呼び名、いわゆる和製英語で、英米人には通じません。ただ宿泊だけを目的とした施設ではないので、客に対して様々なサービスがあります。
たとえば、ウォーターベッドや電飾(イルミネーション)、ミラーボールが設置されているなど、通常のビジネスホテルではまず見られないコンセプトでの内装がなされています。
ただ、1980年代前後に、ラブホテルでの殺人事件が多発するということがあったため、現在では警察の指導によって監視カメラが設置されている所が多くなっています。
これは、入店時に顧客名簿に記入しないことに対する代替処置(だいたいしょち)でもあります。
また、風営法上、ラブホテルは18歳未満は入店禁止となっているため、家族で18歳未満の子供を連れての利用などはできません。
まぁ、そんな方はおそらくいらっしゃらないと思いますが。
