ウグイスが「ホーホケキョ」と鳴くのは春だけ?

梅と ウグイス

梅(うめ)の花が咲く頃に、人里で鳴き始めることから「春告鳥」(はるつげどり)とも呼ばれるウグイス。
各地の気象台では、ウグイスが「ホーホケキョ」とさえずりはじめた日を、ウグイスの初鳴日として観測しているそうです。

さて、このウズイスのの「ホーホケキョ」という鳴き声は、春にはよく聞きますが、秋や冬にはほとんど聞きません。
秋や冬は、一体どうしているのでしょうか?

ウグイスは、2月初旬頃からさえずり始め、 8月下旬頃までは、市街地に近い公園や林でも「ホーホケキョ」という大きな鳴き声を聞くことができます。
が、その後は山地の方へ移動し、巣作りに入ります。

秋から冬にかけては、「ホーホケキョ」とは鳴かずに、ときどき「チャッチャッ」という地鳴き(または笹鳴き)と呼ばれる声を出すだけなのです。

ちなみに、ウグイスはオスしか鳴きませんが、人間界で「ウグイス」といえば「ウグイス嬢」と女性を指します。

広辞苑によれば、

「ウグイス嬢とは、(ウグイスの美しい鳴き声にたとえて)電話交換手のこと。またはアナウンスを担当する女性」

とあります。
面白いですね。

ウグイスは春にしかホーホケキョと鳴かない? | Zatupedia
http://zatupedia.com/wiki/?title=ウグイスは春にしかホーホケキョと鳴かない?

 
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「ご冥福をお祈りします」という表現は、相手を侮辱しているって本当?

葬式

人は、いつか必ず死んでしまうもの。
長く生きていれば、誰かの葬式(そうしき)に必ず参加することになるでしょう。

しかし、葬式で何に気をつけたら良いのか分からない、そんな方もいらっしゃることでしょう。

葬式では、ひとつだけ注意したいことがあります。
それは、遺族(いぞく)の方にかける言葉です。
あなたは、意味も分からず、「ご冥福(めいふく)をお祈りします」といってしまってはいないでしょうか?
実はこの言葉、相手によってはこれ以上ない屈辱的(くつじょくてき)な言葉なのです。

そもそも冥福とは、「冥土(めいど)で幸せになる」という意味です。
つまり、遺族の方に「ご冥福をお祈りします」と挨拶することは、

「亡くなられた方は、冥土へ迷い込んだ」

といっていることになり、「故人を侮辱(ぶじょく)する無責任で心ない表現」となってしまうのです。

それでは、どのようにいったら良いのでしょうか。

「お悔やみを申し上げます」「ご愁傷(しゅうしょう)様でございます」「哀悼(あいとう)の意を表します」などの表現を使うのが良いでしょう。

冥福は、仏教から来た言葉。
使っても問題ないという意見もありますが、その場合でも、少なくとも神道やキリスト教など、他宗教の方に対しては使わない方が無難です。

新・ことば事情 4748「ご冥福をお祈りします」| 道浦俊彦TIME
http://www.ytv.co.jp/michiura/time/2012/06/post-1209.html
冥福
https://ja.wikipedia.org/wiki/冥福

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「銀河鉄道999」の最終回はどうなる?

松本零士(まつもと れいじ)のSF漫画・「銀河鉄道999」(ぎんがてつどうスリーナイン)のテレビアニメで、最終回はどうなるのでしょうか?

銀河鉄道999
写真は、こちらからお借りしました。

メーテルとともに、ついに機械の体を手に入れられる惑星に到着した哲郎。
だが、機械人間の虚(むな)しさを知って、生身の人間のままでいることを決意します。

一方、星を強化する道具として、哲郎を利用しようとしていた惑星の女王プロメシュームは、哲郎を999ごとブラックホールで処刑(しょけい)することを決定。
さらに、哲郎を助けようとした娘のメーテルを、牢獄(ろうごく)に閉じ込めます。

しかし、牢獄から抜け出したメーテルの協力もあって、哲郎の乗る999は危機を脱出。
メーテルを助けるため、哲郎はプロメシュームの待つ惑星へ戻ります。

メーテルの救出に向かった哲郎は、途中で彼の機械人間化任務に失敗した案内役のミライが、自殺しようとしているところに遭遇(そうぐう)。
ミライを救った哲郎は、他人の命令に従うのが人生ではない、自分だけの未来があるはずだと諭(さと)します。

その後哲郎は、メーテルと合流。ミライの命を懸けた活躍のお蔭(かげ)で、惑星の崩壊(ほうかい)に必要な、メーテルの父親の魂が込められたカプセルも入手します。

惑星にたどり着いた哲郎とメーテルは、プロメシュームの妨害(ぼうがい)に遭(あ)うものの、カプセルを動力炉に落とすことに成功。
惑星の崩壊が始まり、プロメシュームは爆発の炎に包まれます。

惑星が炎に包まれながら、ブラックホールへと落ちていく中、哲郎とメーテルは999の待つプラットホームにたどり着き、999で脱出。
家族が幸せだった日々を思い出しながら涙するメーテルの前で、彼女の故郷であった惑星は、ブラックホールに飲み込まれていきます。

その後、哲郎は999に乗って父母の眠る地球に戻り、自らの手で素晴らしい大地にすることを決意します。
哲郎の成長を感じたメーテルは、哲郎にそっと口づけをすると、別の少年を未来に導くために、哲郎の前から静かに去っていくのでした……。

999 哲郎 メーテルからキス
写真は、こちらからお借りしました。

「銀河鉄道999」のテレビ放送
1978年9月14日 - 1981年3月26日(全113話)

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「マクドナルド・コーヒー事件」の真相は?-お婆さんが賠償金で大金持ちになったというのはウソだった

McDonald's

「マクドナルド・コーヒー事件」とは、アメリカのニューメキシコ州のマクドナルドで、ステラ・リーベック(Stella Liebeck、1912年 – 2004年)さんがドライブ・スルーで購入したホットコーヒーを膝(ひざ)の上にこぼしてしまい、やけどを負ったという事件と、その事件をめぐる裁判のことです。

この事件は、「お婆さんがマクドナルドで買ったコーヒーをこぼしてやけどを負い、訴訟を起こした結果、数億円の賠償金を得て大金持ちになった」と一般的に認知されているようです。
しかしながら、事実はまったく異なるようです。

1992年の2月、当時79歳であったステラさんは、ニューメキシコ州のマクドナルドのドライブ・スルーで孫と一緒に朝食を購入しました。

Stella Liebeck

マクドナルドの駐車場に自動車を止めて、車内で買ったばかりの朝食を食べることにしたステラさんは、車内にコーヒーを置く場所がなかったため、コーヒーを膝の間に挟み、ミルクとシュガーを入れるためにコーヒーの蓋(ふた)を開けようとしました。

とそのとき、誤ってカップが傾いてしまい、コーヒーがすべてステラさんの膝にこぼれてしまいました。
そのコーヒーは、ステラさんの着ていた服に染み込み、ステラさんはコーヒーの熱さに叫び声を上げて車外に飛び出しました。

運転していた孫は、最初はただコーヒーをこぼしただけだと思っていましたが、徐々にただ事ではないことに気づき、服を脱がせるなどの応急処置をしたのちに、ステラさんを近くの病院へ運びました。

ステラさんのけがの状態は思っていたよりもひどく、やけどの面積は体の16%に及び、そのうち6%が、やけどの中でも最も重い第3度の火傷であると診断されました。
そして、ステラさんは治療のために1週間入院することになります。

治療費は、1万ドル(約100万円)にものぼり、治療が終わっても傷は完全には癒(い)えず、ステラさんの足にはやけどの痕(あと)が残ったそうです。

やけどに苦しんだステラさんは、マクドナルドに「治療費の返還(へんかん)」と「ホットコーヒーの温度の再確認」を求める文書を送ります。

しかしながら、ステラさんの娘であるジュディ・アレンさんによれば、マクドナルドの返答は「800ドル(約8万円)を支払う」だけだったとのこと。

この対応に失望したステラさんは、ケン・ワグナー弁護士に相談して、マクドナルドを相手取り裁判を起こすことにしました。
ケン弁護士は、「ステラさんから依頼を受けた後、マクドナルドに行ってホットコーヒーを買いました。ホットコーヒーはかなり熱く、危険と言っても過言ではなかったと思います」と当時の様子を語っています。

ステラさんは、「私はマクドナルドにホットコーヒーの温度を下げて欲しかったのです。私のように苦しい思いを他の人に経験してもらいたくなかっただけなんです」と裁判を起こした理由を説明。

マクドナルドの方針では、「提供するホットコーヒーは約82~88℃)」とされています。家庭で作るホットコーヒーは約77℃であり、マクドナルドのホットコーヒーは一般的なものよりも少し熱かったのです。
専門家が調査したところ、82℃のお湯を皮膚にこぼしてしまうと、約15秒以内に第3度の火傷になってしまうことが分かりました。

また、裁判では、ステラさんと同様の苦情が、過去10年間に700件あったことを示す文書を提出しました。

原告の訴えに対し、マクドナルドは「やけどの苦情は約240万回に1回程度で、統計的にみればかなりまれなケースであるため、ホットコーヒーの温度を下げる必要性は見当たらない」と反論しました。
そしてさらに、マクドナルドのコーヒーは他のファストフードショップと比べても特別熱くない、とも主張しました。

マクドナルドの弁護士によれば、マクドナルドのコーヒー評価書には、お客さんの評価として「マクドナルドのホットコーヒーは、とても熱いけど、それがいいんです」と書かれており、ホットコーヒーの温度も、適切な基準に基づいて設定されていたとのこと。

当初、マクドナルド側はステラさんの主張に対して一歩も引く姿勢をみせず、裁判の行方は分かりませんでしたが、原告側がステラさんの痛々しいやけどの写真を公開したことで、裁判の流れは一気にステラさんに有利な展開となります。

そして、陪審員による評議の結果、マクドナルドに80%、自分でホットコーヒーをこぼしたとしてステラさんに20%の過失があるとされました。
その上で、マクドナルドに填補賠償認定額20万ドル(約2000万円)の80%に当たる16万ドル(約1600万円)を本来の填補賠償額としてステラさんへの支払いを命じました。

さらに、マクドナルドのコーヒー売り上げ高の2日間分に相当する270万ドル(約2億7000万円)を懲罰的損害賠償額としてステラさんに支払う判決が下されました。

2700000$

このニュースは、アメリカ内にとどまらず、世界中に広がっていきました。
その損害賠償額の大きさから、大々的に報道されましたが、事の経緯を細かく報道するメディアはほとんどなく、テレビのニュース番組では、「運転中に膝の間にホットコーヒーを挟んでいて、こぼしてしまった」と事実と少し違った内容で伝えられました。

アレンさんは、「メディアの過剰な報道によって、母の印象はとても悪くなってしまいました。まるでメディアが母をいじめているかのように感じました」と当時の思いを語っています。

そして、ステラさんの名は「コーヒーをこぼして大金をせしめた人」として知れわたり、報道番組だけではなく、コメディ番組でもネタとして扱われるようになってしまいます。

しかしながら、最終的に双方の間に和解が成立し、マクドナルドは50万ドル以下(約5000万円)の和解金をステラさんに支払っただけで、ステラさんが数億円の賠償金を受け取ったという事実はありません。

参考にしたサイト
コーヒーをこぼして多額の賠償金を得た「マクドナルド・コーヒー事件」の真実 – GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20131025-truth-of-stella-liebeck-vs-mcdonalds/

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「パンジー」の語源は?

パンジー

パンジーは、英語の「pansy」からの外来語で、フランス語の「思想」を意味する単語「pensee(パンセ)」に由来します。
これは、パンジーの花が、人の顔に似ていて、深く思索(しさく)にふけるかのように前に傾くところからきています。

パンジー_2

パンジーは、江戸時代末期に、オランダから渡来しました。
当初は、「遊蝶花(ゆうちょうか)」や「胡蝶菫(こちょうすみれ)」と訳され、その後は「三色菫(さんしきすみれ)」と呼ばれましたが、英語「pansy」から「パンジー」の呼称で定着しました。

ちなみにパンジーは、1800年代に北欧で、アマチュアの園芸家が野生のサンシキスミレと野生スミレビオラ・ルテア(V. lutea)、さらに近東のスミレビオラ・アルタイカ(V. altaica)を交配して生まれた品種です。

1820年代から1830年代に膨大な交配が行なわれた結果、1835年までには400品種となり、1841年までには、パンジーは観賞植物として、多くの人に親しまれるようになりました。

参考にしたサイト
パンジー – 語源由来辞典
http://gogen-allguide.com/ha/pansy.html

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