肉食動物は、何故植物を食べなくても健康なのか?

ライオン

肉だけ食べていたのでは、栄養のバランスが崩(くず)れて、健康に良くないということは、もはや常識となっています。
しかしながら、アフリカなどの草原に棲(す)むライオンやトラなどの肉食動物は、肉しか食べないのに健康に生きています。

これは何か、彼らの体に特殊な仕組みがあるからなのでしょうか?

いいえ、違います。
彼らもきちんと、必要なだけの植物を食べています。
肉食動物に分類される彼らもまた、”事実上”草食動物なのです。

それは一体、どういうことなのでしょうか?

肉食動物が食べているのは、草食動物です。
そして、草食動物は、その胃の中に、食べた植物をいっぱい詰め込んでいます。

と、ここまで書けば、もうお分かりでしょう。
そうです。肉食動物は、肉と一緒に、それらの植物も食べていたのです。

トラ

以前、アフリカのある栄養学者が、アフリカで肉食動物の食生活を観察したことがあります。

すると、面白いことが分かりました。

彼らはいずれも、”草食動物を襲(おそ)って殺すと、真っ先に胃や腸をかき破り、その中に詰まっている半分消化された草に食らいついていたのです”。

 
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自転車が倒れないのは、人間が運転しているからだった?

自転車に 乗る 少女

自転車は、スタンドを使わない状態では、すぐに倒れてしまいますが、乗り方をマスター人が運転していると倒れません。

何故、自転車は倒れずに走ることができるのでしょうか?

人が運転している自転車が倒れない理由は単純ではありませんが、その最大の理由は、人間の平衡感覚(へいこうかんかく)と運動神経にあります。
自転車の重心が左に移動しそうになったら体を右に寄せ、右に倒れそうになったら体を左に寄せます。
そして、倒れそうになったら、ハンドルを倒れそうな方向に向けているのです。

このように、”体重の移動とハンドルの操作で、絶妙なバランスをとることで、自転車が倒れるのを防いでいるのです”。

また、自転車の安定性には、遠心力も寄与(きよ)しています。
高速で回転しているコマが倒れないのと同じ原理(ジャイロ効果)が働いているのです。

コマは、各部に働く遠心力が、軸を地面に対して垂直に立てるように働き、倒そうとする力を吸収してしまいます。
自転車の車輪をコマに見立てるなら、自転車はコマが横につけられて走っていると考えられます。
そのコマが高速で回転すると、車体は垂直方向に安定します。

つまり、車体が倒れにくくなるのです。

 
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トンボをまねた飛行機がある?

トンボ

小さな虫は、風が強すぎると抵抗が大きくなって安定した姿勢を保てなくなり、風が弱いと揚力(ようりょく)が弱くなって飛行が難しくなります。

しかしながら、風が強くても弱くてもスムーズに飛行することができる昆虫がいます。
それがトンボです。

その秘密は、トンボの羽にあります。
トンボの羽には、小さなデコボコがあり、風があたると空気の渦(うず)ができます。
この空気の渦が、どんな風でもスムーズに受け流すため、飛行が安定するといわれています。

そして現在、羽にトンボと同じデコボコを取り入れた小型飛翔(ひしょう)ロボットが試作されています。
この小型飛翔ロボットは、トンボと同じように、4枚の羽を持っています。
強風の中でも自由に飛行ができるため、カメラを搭載(とうさい)して、災害現場などでの活用が期待されています。

 
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ガイガーカウンターは、五感では感じ取れない放射線を検出していた?

原子力発電所 事故

2011年3月11日に起こった福島第一原子力発電所の事故で、注目が集まった「放射線測定器」。

放射線にはさまざまな種類がありますが、原発事故があった際に問題となるのは、アルファ線、ベータ線、ガンマ線、中性子線の4種類です。

しかしながら、これらの放射線は人間の五感では感じ取れないため、検出するためには測定器が必要となります。

放射線測定器には、さまざまな種類がありますが、歴史的に最も有名なのが「ガイガーカウンター(ガイガー=ミュラー計数管、GM管)」です。
これは、「気体の電離(でんり)作用」を利用したもので、放射線は測定器内の気体の分子と衝突して電子を出します。
その電子を増幅(ぞうふく)することで、放射線を測定します。

また、他に放射線を測定する機器として、「半導体測定器」というものもあります。
これは、半導体に飛び込んだ放射線が、半導体原子に衝突して電子を出す「固体の電離作用」を利用しています。
この電子を電流として検知(けんち)することで放射線を測定するもので、気体と固体という違いはありますが、基本的な原理は、ガイガーカウンターと同じです。

このように、さまざまな種類の放射線測定器がありますが、こうした機器を使っても、正確な放射線量の測定は難しいといわれています。
原子力発電所の事故現場ならともかく、それ以外の地域の放射線量は小さいため、簡易的な装置では正確な検出が困難なのです。

そのため、放射線測定器を個人で利用するときには、あくまでも目安としての利用にとどめておくべきでしょう。

 
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「秋ナスは嫁に食わすな」は、実は嫁の体への気遣いから生まれたことわざだった?

ナス

食欲の秋。秋になると、おいしいものがたくさん店頭に並びます。
中でも、秋ナスは煮てよし、焼いてよし、漬(つ)けてよしで、とてもおいしいものです。

そんな秋ナスを「嫁に食わすな」なんて酷(こく)な話で、ずいぶん意地悪なお姑(しゅうと)さんだなあと思ったら、どうもそれは誤解のようです。

漢方の世界では、自然界のあらゆるものを陰と陽に分けますが、ナスは強い陰性の食べ物と考えられています。
そのため、これから子供を生むお嫁さんには、そんなものは食べさせられません。

「お嫁さんには、強く、そして元気な子供を生んでほしい!」

そんなお姑さんの願いから生まれたのが、このことわざだというわけです。

実際、ナスにはソラニンという成分が含まれています。
これを体内にたくさん取り入れると、体が冷えて流産しやすくなるともいわれています。

意地悪どころか、むしろお嫁さんの体のことを思ってできたことわざなのに、嫁イビりのように受け取られているのは誤解だというわけですが、……それにしても、秋ナスはおいしいですね。

 
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