身体測定項目に「座高」があったのは内臓の発達を見る指標と信じられていたため?

木の体

最近、廃止(はいし)されることが決まった身体検査時の座高測定ですが、この項目があったのは、座高が高いほど、かつては健康的な証拠だとされていたためです。

1935年頃は、内臓が発達していれば健康だと思われており、座高が高ければ内臓が発達しているといわれていました。
そのような観点から、1937年(昭和12年)の学校身体検査規程の改定時に、身体検査の項目の1つとして座高測定の項目が追加され、それ以後、座高が測定されてきました。

が、「測定に意味がない」「結果が活用されていない」などの理由により、2014年に学校保健安全法施行規則を改正し、2016年(平成28年)3月から、座高測定は健康診断の項目から除外されることになりました。

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