招き猫には、右手で招く猫と左手で招く猫がいる?

昔から、招き猫と言えば、商売繁盛(しょうばいはんじょう)を願って店先に置かれる縁起物(えんぎもの)です。

たいていは、左手を上げていて、右手に小判(こばん)を持っていたりしますが、逆に、右手を上げている招きもいます。

これら2種類の招き猫の違いは何なのでしょうか?


写真は、こちらからお借りしました。

一般に、左手で招いている猫は客を招き、右手で招いている猫は福を招くといわれています。

招き猫の由来には、たくさんの言い伝えが残されていますが、左手の招き猫の話で有名なのは、文化13年(1816年)にあった「小判猫」です。

魚屋の伊乃助(いのすけ)が病気になって、仕事ができず、お金に困っていたとき、いつもエサをやって可愛がっていた猫が、小判をくわえて現われます。
この猫は、両替商、時田喜三郎(ときた きさぶろう)に飼われていた猫なのですが、2度目に小判を盗み出そうとしたところを主人に見つかり、殺されてしまいました。

後に、主人は伊乃助の話を聞いてビックリ。猫は手厚く葬られ、その話が評判となり、左手を上げ右手に小判を持つ招き猫が作られたのです。

一方、右手を上げた招き猫で有名なのは、東京都世田谷区にある豪徳寺(ごうとくじ)の話です。
彦根藩主井伊直孝(いいなおたか)が、狩りからの帰り、激しい雨に遭(あ)って困っていると、一匹の猫が近くの荒地から現われて、手招きをします。
それに従って寺で雨宿りをしたのが縁で、貧乏だった豪徳寺は莫大な寄進(きしん)を受け、裕福になりました。

その猫の墓は今でも豪徳寺にあり、右手を上げた招き猫が奉納(ほうのう)されています。

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