トランプカード1組が、「13枚×4マーク」でできているのは何故?

トランプ

トランプは、カード1組が「13枚×4マーク」で構成されています。
これは、何故なのでしょうか?

トランプカード1組が、「13枚×4マーク」でできているのは何故?

トランプの起源については、良く分かっていませんが、占いのタロットカードが変化してできたものと考えられています。

タロットカードは、インドや中東地区で発明され、中世ヨーロッパに伝わりました。
トランプの、「13」枚という数字の意味は、占いで使用されていたことに関係しています。

また、中世ヨーロッパには、4つの身分がありました。
細かく占いをするためには、占いを受ける人の身分も、分ける必要がありました。
トランプの「4」種類のマークは、”4つの社会構成のシンボル”を示しているのです。

それにしても、13というのは、西洋では不吉な数。
しかも、トランプは、この不吉な数がご丁寧にも4種類で1組となっています。
何故、このような縁起の悪い枚数のセットで構成されているのでしょうか?

その理由は、ズバリ、トランプが”1年を表わしているから”です!

えっ? それは一体どういうことなのでしょうか?

トランプの数字1~13を、すべて合計すると、

「1 + 2 + 3 + 4 + 5 + 6 + 7 + 8 + 9 + 10 + 11 + 12 + 13 = 91」。

ですね。
そして、これが4種類あるので、

「91 × 4 = 364」

となります。

あれっ? 1年は365日。
1枚足りませんね?

でも、思い出して下さい。
トランプには、他に「ジョーカー」がありましたね。

「364 + 1 = 365」 で1年、というわけです。

でも…、1年は、いつも365日ではなく、1日多い「うるう年」というのもありますね?

ご安心下さい! そのために、トランプには「エキストラジョーカー」が用意されています。

「365 + 1 = 366」、これで完璧です!

さらに、

4種類 = 四季
1組52枚 = 1年が52週あること

をも示しているのです。

かように、トランプ1組が13枚×4マークになっているのには、深い意味があったのです。

トランプの絵札には、モデルがいた!

なお、トランプには、各種類J(ジャック)、Q(クイーン)、K(キング)と、3枚ずつ計12枚の絵札がありますね。
が、良く見ると、それぞれの顔の表情が、少しずつ違っています。
これは、デザインのモデルになった人が、それぞれいるからです。

なんと! トランプの絵札には、アレキサンダー大王、ダビデ王、カール大帝、シーザー、ラーンスロット…と、世界史を代表する、錚錚(そうそう)たるメンバーが勢ぞろいなのです!

詳しくは、以下の記事をご覧ください。

最近の子供たちの遊びといえば、ファミコンや携帯型ゲームばかりで、見向きもされなくなったトランプですが、昔は子供の遊びの必須(ひっす)アイテムのひとつでした。その絵札には、ジャック、クイーン、キングの3種類があり、ダイヤ、ハート、スペード、クラブの4種類を掛けあわせると、全部で計12枚あるわけですが、それらには、は、それぞれ大物のモデルがいることをご存じでしょうか?

これはもう、日本のお札に描かれた福沢諭吉や新渡戸稲造などの偉人たちも、真っ青になって逃げ出すほどの豪華(ごうか)さですね。

参考にしたサイト
トランプの意味って何?実は数字やマークにはこんな意味が… | ライフアップワン
http://life-up1.com/716.html

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