語源一覧

「セピア色」はイカスミのことだった!? – 「セピア色」の名前の由来

「セピア色」という色があります。この「セピア」というのは、なんと、イカスミのことでした!セピアとは、「イカスミ」を指す言葉です。厳密(げんみつ)にいえば「コウイカ」のことです。かつて、インクや染料(せんりょう)が普及していなかった時代には、このイカスミを乾燥させ、文字を書くインクや顔料(がんりょう)として使っていました。このインクは、耐水性(たいすいせい)と耐候性(たいこうせい)があることから重宝(ちょうほう)されていたのです。

えっ? 「ずぼん!」と足が入るから「ズボン」になった!? – ズボンの語源

最近の若者は、「パンツ」と呼びますが、中年以上の方には「ズボン」の方がしっくり来るのではないでしょうか?この「ズボン」ですが、「ずぼん!」と足が入るからこの名前になったという説があります。明治時代の歌人(かじん)で、国文学者でもある落合直文(おちあいなおふみ)が、ズボンの語源について、幕末(ばくまつ)の頃に幕臣(ばくしん)の大久保誠知(おおくぼまさとも)という人物が「ずぼん!」と足が入ることから「ズボン」と命名されたという説を紹介しています。

えっ? パソコンの「バグ」は本物の虫のことだった!? – 「バグ」の語源

パソコンが誤動作を起こすことを「バグ(bug)」と呼びますが、この語源は本物の虫から来ています。ある時、コンピューター草創期(そうそうき)のハーバード大学で、電子計算機のハードウェアがうまく動かないということがありました。そこで、その原因を調べたところ、マシンの内部に蛾(が)が引っかかっており、この蚊が原因でプログラムが動かなくなっていたことが判明(はんめい)しました。

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの違いは? – まったく同じ野菜だった!

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガス。色も歯ごたえも異なるこのれらの野菜は、実はまったく同じ野菜でした!アスパラガスは、地面から伸びてきた若い芽を切り取った野菜です。一般的な野菜と同様、日光に当てて育てたものがグリーンアスパラガスで、芽が日光に当たらないよう、30センチほど盛り土(もりつち)をして土の中で伸ばして育てたのがホワイトアスパラガスです。

国技館の住所は「横綱」? それとも「横網」?

両国国技館の所在地は、東京都墨田区(とうきょうとすみだく)にありますが、続く住所は横綱(よこづな)1丁目、横網(よこあみ)1丁目のどちらでしょうか?両国国技館の所在地は、東京都墨田区横網(よこあみ)1丁目です。大相撲ゆかりの地であることから、「いや、これは「横綱」だろう」と、思う方が多いのではないかと思いますが、「横網=よこあみ」で間違いありません。

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