漢字一覧

えっ? 鉄道会社は「鉄」の漢字が嫌いだった?

鉄道会社の中には、「鉄」という漢字が嫌いなところがあります。たとえば、東日本旅客鉄道(JR東日本)のロゴマークを良く見てみると、「鉄」ではなく「金」へんに「矢」となっていることが分かります。その理由は、単純明快(たんじゅんめいかい)です。それは、「鉄」では「金を失う」と読めるため、縁起が悪いからです。

漢字で「無花果」と書くイチジクは、実は白い花が咲く?

イチジクを漢字で書くと「無花果」。これは、「花の無い果物」という意味です。が、実際にはイチジクには花があります。でも、イチジクの木をつぶさに観察しても、花らしきものは見えません。花は、一体どこに咲くのでしょうか?実は、イチジクは、花が実の中に隠れて咲くという変わった仕組みになっています。そのため、外からは見ることができないのです。

漢字で「御転婆」と書く「おてんば」の正体は?

男勝(まさ)りの活発な女性のことを、「おてんば」といいます。漢字で書くと、「御転婆」です。この漢字を読むと、「お婆さんが転ぶ」となっています。この言葉は、どのような由来があるのでしょうか?「おてんば」の語源には諸説ありますが、最も有力なのは、江戸時代に政府の公用の役に使われた「伝馬(てんま)」という馬に由来するというものです。この馬は、自由奔放(じゆうほんぽう)で元気が良かったことから、「お伝馬」の語源になったとされます。

総スカンを食らうの「スカン」は関西弁の「好かん」だった? – スカンの語源

皆から嫌われること、孤立することを「総スカン」「総スカンを食らう」などといいます。実はこの言葉、カタカナで書かれるため語源が分かりにくくなっていますが、すべてを意味する「総」と、好きではないという意味の「好かん」が合わさってできたものなのです。

「素敵」には、何故悪いイメージをもつ「敵」が使われている?

「素敵」という言葉には、何故悪いイメージをもつ「敵」という漢字が使われているのでしょうか?「素敵」というのは当て字で、かつては「素的」「素適」と書きました。「すてき」という言葉は、「すばらしい」の「す」に、接尾語「てき」がついてできた語という説があります。そして、「敵」という漢字には、他に「敵(かな)う」という読みもあります。

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