昆虫一覧

シロアリはアリではなく、なんと、ゴキブリの仲間だった!

シロアリは、アリの仲間かと思いきや、なんと、ゴキブリの仲間でした!アリとシロアリは、その見た目と名前の類似性(るいじせい)から、とても近い関係にあるように見えます。しかしながら、アリはハチ目(膜翅目)に属するハチの仲間で、シロアリはゴキブリの仲間です。シロアリとゴキブリは、どちらも同じ「昆虫綱(こんちゅうこう)ゴキブリ目」に属します。

江戸時代に「虫売り」のカルテルがあった?

江戸時代の元禄年間に、忠蔵という煮物や飯を売る煮売り屋がいました。彼は、根岸(ねぎし)の里(現在の上野付近)で捕らえたスズムシを持ち帰り、店の隅っこに置いていました。すると、訪れた客が盛んに欲しがるので、手間賃としてわずかなお金をもらい、分けることにしました。これが評判で、買い手は増える一方。何とか手持ちのスズムシを増やす方法はないものかと思案していた忠蔵のところへ、桐山という武士が、協力を申し出ました。この武士は虫好きで、自分でスズムシやクツワムシなどの飼育に成功していました。そして、忠蔵が発売元となり、虫売りを商売とするようになったのです。

テントウムシのド派手な模様は、敵にアピールするためのものだった?

テントウムシは、英語圏(えいごけん)では「ladybird(レディー・バード)」、また「lady bug(レディー・バグ)」と呼ばれますが、確かに女性のようないでたちです。テントウムシは、敵に襲われると、足の関節から臭くて苦い有毒の汁を出します。1度この汁のマズさを知った敵は、2度とテントウムシを襲ってこなくなります。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告