意味一覧

「兎に角」の漢字は、仏教語の「兎角亀毛」に由来していた?

「何はともあれ」「さておき」の意味で使われる「兎に角」ですが、この漢字は仏教の「兎角亀毛(とかくきもう)」から取られたものと考えられています。しかしながら、兎角亀毛は、「(兎(うさぎ)に角(つの)が生え、亀に毛がはえる意から)この世にありえないもの、実在するはずがないもののたとえ」という意味で、「とにかく」とは意味上の関連はありません。単に、漢字を拝借したものです。

勿怪の幸いの「勿怪」とは何? – 「物の怪」が変化してできた語

思いがけない幸運が舞い込んでくることや、降ってわいたような好機を「勿怪(もっけ)の幸い」といいますが、この勿怪とは一体何なのでしょうか?勿怪とは、「意外なこと」「思いがけないこと」を意味する言葉で、これは「物の怪(もののけ)」が変化してできた語と言われています。

ショートケーキの「ショート」は、「短い」という意味ではない?

ショートケーキは、直訳すると”短いケーキ”となります。 が実は、このショートは「短い」という意味ではないことをご存じですか?日本では、フワフワのスポンジ生地を使用しているショートケーキですが、発祥地のアメリカでは、サクサクのビスケット生地を使用しています。英語のshort(ショート)には、「もろい」「さくさくした」といった意味があり、これがこのお菓子の語源となっています。

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