子犬を飼っている方の中には、愛犬がやたらに吠えると、「まあ、この子ったら、神経質なんだから」などと、子犬の性格のせいにしている方がいます。
確かにそのような場合もあるでしょうが、そう決めつけるのは、以下のような手立てを講じてからでも遅くありません。
まず、子犬の寝床に人肌程度の湯たんぽや、いつも遊んでいる用具などを入れてみます。
場合によっては、飼い主の肌着を入れると安心することもあります。
逆に、寝床の毛布がきたなくなったと、しょっちゅう取りかえていると、子犬は不安がります。
もっとも、このような策を講じる以前の問題として、充分に食べ物を与えなかったり、散歩につれていかないなど、飼い主の手抜きがあると、子犬は欲求不満になって吠え続けることになります。
犬は、飼い主に似ると良くいわれますが、良く吠える犬は、案外飼い主が犬を吠えさせているのかも知れません。