「じゃりん子チエ」の最終回はどうなる?

はるき悦巳(はるき えつみ)の人情コメディー漫画・「じゃりん子チエ」のテレビアニメで、最終回はどうなるのでしょうか?

じゃりん子チエ
写真は、こちらからお借りしました。

大阪・西荻でホルモン屋を切り盛りする竹本チエと、彼女を取り巻く人々を描くこの作品。
最終回においても、相変わらずどうしようもない父・テツに、チエたちが振り回される様子が描かれています。

応援団団長、テツを呼び出す

大学の応援団との間に騒動(そうどう)を起こしたテツ。
応援団の団長は、テツにひょうたん池に来るよう、チエにことづけて行きました。
団長は、自分とテツの一騎(いっき)打ちで、今回の騒動を収めようというのです。
喧嘩(けんか)っ早いテツは、チエからそれを聞くと、すぐにひょうたん池へ飛んでいきます。
それを知った祖母・菊は、逆に学生たちの身を案じ、チエとともにテツのあとを追います。

じゃりん子チエ1

テツと団長の一騎打ち、始まる!

そして、テツと団長の一騎打ちが始まります。
が、テツは団長に木刀(ぼくとう)で頭を打たれて、一撃で気絶(きぜつ)してしまします。

すると、そこへチエと菊が到着。早くトドメを刺すよう、団長に訴(うった)えます。
身内の非情(ひじょう)さに団長が困惑(こんわく)していると、テツが復活。団長に襲いかかります。

じゃりん子チエ2

チエ、テツ、菊の親子3代もケンカに加わる!

チエは、その様子を見守っていましたが、いつの間にか団員たちとケンカを始めてしまいます。
しかも、幼いチエと年老いた菊が、多くの大学生をやり込めていきます。

こうして、学生たちを相手に、チエ、テツ、菊の親子3代が大立ち回り(おおたちまわり)を繰り広げる間、母・ヨシ江が駆けつけます。

ヨシ江の一喝で騒動終了!

そして、警官のミツルたちに、どうにかするよう頼まれ、ヨシ江は、

「やめなさい!!」

と絶叫(ぜっきょう)。
その声で、騒動は一瞬にして収まります。

反省したチエと菊は、ヨシ江に連れられて帰宅。
そんな中でも、テツと団長は小突き合いを続けるのでした。

チエたちの変わらぬ日常は、これからも続く

後日、神明神社(しんめいじんじゃ)で縁日(えんにち)が開かれます。
そこで、竹本一家をはじめ西荻の人々が、穏(おだ)やかな日々を楽しむ様子が描かれていきます。

じゃりん子チエ3

最終回というものの、これからもチエたちの変わらぬ日常が続いていくのです……。

「じゃりん子チエ」のテレビ放送
1991年10月19日 – 1992年9月22日(全64話+番外編1回)

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