運動会のときに万国旗を振るのは何故?

万国旗と 運動会

運動会のときに、万国旗(ばんこくき)を振りますが、これは何故なのでしょうか?

旧五千円札の肖像として有名な新渡戸稲造(にとべ いなぞう)の、1879年(明治11年)の札幌農学校遊戯会(さっぽろ のうがっこう ゆうぎかい)のスケッチに、日の丸のポールを囲むように10数本の旗が見えます。
これが、歴史に残る「運動会と万国旗」の第一号です。

日本大文理学部の木下秀明教授は、運動会での万国旗の使用について、以下のように推測しています。

「小学校の運動会に万国旗が登場したのは明治20年代で近代五輪の始まる前。博覧会で万国旗が掲げられた装飾手法が、同じように人の集まる場所にも持ち込まれた」

「装飾手法」ということは、つまりは「華やかなイベントの象徴」という意味合いと思われます。
万国旗を飾ることで、会場が華やかになることは確かです。

「さあて運動会だ。気合を入れて頑張るニャン!」
猫の 運動会
写真は、こちらからお借りしました。

しかしながら、この万国旗を良く見てみると、実際には20カ国程度の国旗しか使われていません。
これは、国旗がない国に配慮してか、あるいはその国の子どもに配慮してかは定かではありませんが、近年では、運動会に万国旗を飾らない学校や、児童の絵を旗にして振る学校も増えてきているようです。

 
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ビール瓶はそもそも何故茶色い?

ビール瓶

ビール瓶は茶色ですが、そもそも何故茶色のものが使われているのでしょうか?

実は、ビールはとても繊細な酒です。
長時間光にさらされると、ホップが化学反応を起こして悪臭(スカンキーといいます)を放ち、風味が落ちてしまいます。

ビール瓶のほとんどが茶色なのは、この色が光の遮断性(遮光性)に優れ、またおいしさや品質を保持するのに理想的な色だからです。

光には、さまさまな波長があります。
その中には、光酸化を起こしやすい波長も存在します。
茶色は、その波長を最もカットする色であり、その遮断率は黒よりも高いといいます。

ビールの好きな猫
ビールの 好きな 猫
写真は、こちらからお借りしました。

また、ビールは、25~30度を堺に、急速に劣化(れっか)していきます。
これは、麦芽(ばくが)に含まれる酵素の一部が酸化してしまうために起こります。

凍るほどの低温下においても、劣化は進んでいきます。
つまり、ビールをおいしく保存するためには、瓶の遮光性だけでは不十分で、温度管理も重要なのです。

ビールを保存するのに理想的な温度は、12度前後だといいます。

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「ベンチャー企業」とはどういう会社のことをいう?

ベンチャー 企業

「ベンチャー企業(きぎょう)」という言葉を耳にすることがありますが、これはどのような会社のことをいうのでしょうか?

ベンチャーは、1970年代にアメリカから入ってきた言葉で、直訳すれば「冒険的事業(ぼうけんてきじぎょう)」です。
ベンチャー企業は、「知的なイノベーション(革新)を行なう中小企業」と定義されます。
ファッション分野であれ、サービス産業であれ、独創性(どくそうせい)や新規性(しんきせい)をもった企業をこう呼びます。

国のベンチャー振興策(しんこうさく)がハイテク企業中心であることから、「ベンチャー=ハイテク」という印象があります。
しかしながら、実際にはハイテクに限定したものではありません。

日本では、70年~73年(昭和45年~48年)、80年(昭和45年前後)、そして90年代と、3度ベンチャーブームが起きています。
最初の2回はベンチャー企業に投資(とうし)する「ベンチャーキャピタル」、3度目のブームは支援ブームといえ、99年には様々な支援策(しえんさく)ができました。

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自動販売機では、10円玉を21枚以上使えないって本当?

自動販売機

日本は、世界有数の自動販売機大国だということをご存知でしょうか?
日本自動販売機工業会によれば、2014年末の自動販売機の普及台数は503万台で、年間自販金額は4兆9526億円を誇っています。

さて、この自動販売機には、あまり知られていない制約(せいやく)があります。
それは、「10円玉を1度の購入で20枚までしか使えない」というものです。

たとえば、駅に設置されている切符販売機で210円の切符を購入するとします。
その場合、10玉21枚では買えないのです。

これは、同一硬貨が強制力をもって使えるのは20枚までと決めた「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律第7条」に則(のっと)っているためで、自動販売機に同一硬貨を連続して21枚投入すると、その瞬間にシステムがロックされ、返却口に戻ってくるように設定されているのです。

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静止衛星は、何故止まっていられる?

人工衛星 静止衛星

静止衛星(せいしえいせい)とは、高度約36,000キロメートルの赤道上空を、毎秒約3キロメートルで回る衛星のことをいいます。

この高さで地球の周(まわ)りを回ると、その周期(しゅうき)がちょうど地球の自転(じてん)周期と同じ24時間となります。
そのため、この衛星を地上から見ると、常に「静止」しているように見えます。
それで、静止衛星の名があります。

なので、文字通り、空中で静止しているわけではありません。
正確には、「静止しているように見える」衛星なのです。

この静止衛星は、気象(きしょう)衛星や通信(つうしん)・放送衛星などに、広く使われています。

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