「マジックカット」の仕組みは? – どこからでも切れる秘密

マジックカット
写真は、こちらからお借りしました。

しょう油やソースなどの調味料の小さな袋から、お菓子類、詰め替え用シャンプーの袋まで、さまざまな所で、

「どこからでも切れます」

という文字を見かけるようになりました。
これは、どのような仕組みになっているのでしょうか?

どこからでも切れる「マジックカット」の仕組みは?

これは、「マジックカット(Magic Cut)」と呼ばれる特許技術です。
旭化成パックスという会社が、登録商標を取得しています。

どこからでも切れる秘密は、袋の端にあけられた無数の小さな穴にあります。
0.5ミリ程度の極めて小さな穴が、1ミリ間隔で碁盤目状(ごばんめじょう)にあけられているのです。

開発当時、この会社の専務が新幹線に乗った際、おつまみパックの口がどうしても切れず、結局つまみなしでビールを飲むということがありました。
これが、このマジックカット開発のきっかけだったといいます。

なお、マジックカットが採用されている製品には、口をあけたシェフのようなマークがついています。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告