語源一覧

「ハッピーターン」は、不況時だからこそと命名された?

細長い楕円形(だえんけい)の洋風せんべい「ハッピーターン」。 亀田製菓の開発した、主力製品です。そして、そのおいしさのカギとなるのが、秘密の粉「ハッピーパウダー」です。植物由来のたんぱく加水分解物(かすいぶんかいぶつ)に砂糖や塩、うまみ成分である数種類のアミノ酸を調合した複雑な味は、日本人にピッタリなものとなっています。さて、このハッピーターンが開発されたのは、1976年(昭和51年)のことです。当時、日本は第一次オイルショックの影響で、不景気の真っ只中(まっただなか)にありました。

「ニューハーフ」の生みの親は、なんと、あの桑田圭祐だった?

「ニューハーフ」とは、外見からは女性としか見えない男性のことです。この「ニューハーフ」の語源ですが、1980年に、ロックバンド「サザンオールスターズ」の桑田圭祐(くわた けいすけ)と、大阪のショーパブ「ベティのマヨネーズ」のママであるニューハーフ・ベティとの対談で、桑田:「外人さんみたいだけどドコとドコのハーフ? 」ベティ:「男と女のハーフよ」桑田:「じゃあ、ニューハーフだね」という会話があり、生まれた言葉です。

スタジオジブリの「ジブリ」は、本来「ギブリ」だった? – ジブリの語源

「天空のラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「火垂るの墓」(ほたるのはか)など、数々のアニメの名作を世に送り出し続けているスタジオジブリ。この「ジブリ」という名称は、イタリア語の「ghibli」に由来しています。スタジオジブリの設立は1985年(昭和60年)のことです。当時、大の飛行機マニアだった宮崎駿(みやざき はやお)氏が、サハラ砂漠に吹く熱風を意味する、第二次世界大戦中に使われたイタリアの偵察(ていさつ)/爆撃機(ばくげきき)の名前にならって命名したといいます。

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