由来一覧

「贅沢」の語源は?

贅沢の「贅」は、お金に代わって使用する宝貝(たからがい)に、「余分」「有り余る」の意味をもつ「敖(ゴウ)」を合わせてつくられた会意形成文字(かいいけいせいもじ)です。贅沢の「沢」は、たたえた水を表わし、「つや」や「うるおい」を意味します。これらの意味から、「贅沢」は近代より、必要な程度をこえて物事に金銭や物などを使う意味で使われるようになりました。

「ゲゲゲの鬼太郎」の原題は、「墓場鬼太郎」だった?

「ゲゲゲの鬼太郎」のオリジナルのタイトルは「墓場鬼太郎(はかばのきたろう)」で、鬼太郎は怠(なま)け者で素行も悪く、現在のキャラクターとはまったく違っていました。が、この漫画がアニメ化される際、子供向けのアニメに「墓場」はよくないと「ゲゲゲ」に変えられました。

金平糖は、昔はとても珍しく贅沢品だった?

金平糖(こんぺいとう)は、1546年(天文15年)にポルトガルから入ってきたお菓子です。「金米」とは『黄金の米』いう意味で、貧しい時代、物がない時代に、お米のように貴重な物とされていたためにこの字が当てられたとのことで、この文字から、昔はすこぶる贅沢品(ぜいたくひん)とされていたことが分かります。

ラコステのワニのマークの由来は? – 故郷で呼ばれていた懐かしい自分自身の愛称

1927年、初めてウインブルドンのコートに立ったラコステは、まだ世界では無名の新人。が、彼はテニス発祥の地である故郷の人々の誇りと期待を一身に背負って燃えていました。そのプレッシャーをはねのけるために、故郷で呼ばれていた懐かしい自分の愛称「ワニ」を自分のウェアに刺繍(ししゅう)し、それをお守りのようにして晴れの舞台に臨(のぞ)んだのでした。そして彼は、その後もこの刺繍に愛着を持ちつづけ、引退後、会社のマークとしてそのまま採用したというわけです。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告