由来一覧

紅葉狩りは何故「狩る」という? – 紅葉狩りの語源

秋に色づいた紅葉を眺めて楽しむ紅葉狩り(もみじがり)。この紅葉狩りは、何故「狩る(かる)」というのでしょうか?秋の紅葉を行楽(こうらく)として楽しむ文化は、平安時代から盛んになりました。秋の深まりとともに、木々がいっせいに紅葉するその美しさに、当時の貴族(きぞく)も夢中になったそうです。平安貴族は、牛車(ぎっしゃ)に乗って外出をするのが普通で、歩くのは品がないこととされていました。

日本語に「ら行」が少ないのは何故? – その意外な理由

日本語には「ら行」の言葉が少ないですが、これは何故なのでしょうか?もしも手元に国語辞典があれば、「あ行」「か行」「さ行......」と、それぞれの行の言葉がどのくらいあるか、見てみてください。「や行」は「や」「ゆ」「よ」、わ行は「わ、を、ん」だけなので、他の行と比べて少ないのは分かりますが、何故か「ら・り・る・れ・ろ」の「ら行」も少ないことが分かると思います。

斉藤、斎藤、齋藤と、いろいろなサイトウが存在するのは何故? – 役人の書き間違えだった!

サイトウという苗字には、斉藤、斎藤、齋藤、齊藤と、微妙に違う漢字が用いられています。実はこれらのサイトウは、もともとはすべて同じ「斎藤」でした。が、明治時代に苗字(みょうじ)を役所に申請(しんせい)する際、役所の人が”書き間違い”をして生まれたといいます。

世界一横長の国旗はカタールの国旗だった!?

ラビア半島中東部、ペルシャ湾に面したカタール。カタールの首都はドーハで、ここに国民の8割以上が住んでいます。さて、このカタールは、1971年に独立して国になりましたが、このときに制定(せいてい)された」国旗は、世界一横長の国旗です。それでは、どのくらい横長なのでしょうか?なんと、カタールの国旗の横幅は、縦の長さの2.5倍以上あります!縦横比でいうと、11:28です。

えっ? 凧揚げの「たこ」はもともと「いか」だった!?

お正月に揚(あ)げる凧(たこ)。この「たこ」は、なんと、もともと「いか」でした!凧揚げ(たこあげ)は、平安時代に中国から日本に伝わりました。当時は、この凧(たこ)の形が鳥の「鳶(とび)」に似ていたことから「紙鳶(しえん)」または「紙老鴟(しろうし)」と呼ばれていました。その後、凧揚げが庶民(しょみん)の間に広まると、これに脚をつけた姿が「いか」に似ていたために、「いかのぼり」と呼ばれるようになりました。

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