成人の日とは?-おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます日

成人式にて

国民の祝日のひとつに、成人の日がありますが、これは、いつどのような目的で制定(せいてい)されたものなのでしょうか?

成人の日の意味と制定の目的

成人の日とは、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます日」として、1948年(昭和23年)公布・施行の祝日法によって制定(せいてい)されました。

成人の日は、1999年(平成11年)までは1月15日でしたが、ハッピーマンデー制度(ハッピーマンデーせいど=国民の祝日の一部を、従来の固定日から特定週の月曜日に移動させる法改正)導入に伴い、2000年(平成12年)から1月の第2月曜日に変更されました。

当時、成人の日が1月15日に定められたのは、この日が小正月であり、かつて元服(げんぷく)の儀がこの日に行なわれていたことに由来するといわれています。

成人の日にちなんだミニ雑学

1951年から2000年まで、お年玉付き年賀はがきの抽選発表は、旧来の成人の日であった1月15日に実施されていましたが、ハッピーマンデー制度導入後の2001年からは、1月中旬の日曜日に変更されています。

また、高校サッカーの決勝戦は、2002年度(2003年)以降、成人の日に行なわれており、高校ラグビーの決勝戦も、2015年度(2016年)から、成人の日に行なわれるようになりました。
つまり、高校スポーツ大会の決勝戦もサッカー・ラグビーも、ともに成人の日に統一されたのです。

参考にしたサイト
成人の日 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/成人の日

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