2015年07月一覧

「兎に角」の漢字は、仏教語の「兎角亀毛」に由来していた?

「何はともあれ」「さておき」の意味で使われる「兎に角」ですが、この漢字は仏教の「兎角亀毛(とかくきもう)」から取られたものと考えられています。しかしながら、兎角亀毛は、「(兎(うさぎ)に角(つの)が生え、亀に毛がはえる意から)この世にありえないもの、実在するはずがないもののたとえ」という意味で、「とにかく」とは意味上の関連はありません。単に、漢字を拝借したものです。

招き猫には、右手で招く猫と左手で招く猫がいる?

昔から、招き猫と言えば、商売繁盛(しょうばいはんじょう)を願って店先に置かれる縁起物(えんぎもの)です。たいていは、左手を上げていて、右手に小判(こばん)を持っていたりしますが、逆に、右手を上げている招き猫もいます。これら2種類の招き猫の違いは何なのでしょうか?一般に、左手で招いている猫は客を招き、右手で招いている猫は福を招くといわれています。 招き猫の由来には、たくさんの言い伝えが残されていますが、左手の招き猫の話で有名なのは、文化13年(1816年)にあった「小判猫」です。

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