「けりをつける」は、蹴ることではない?

物事の決着をつけることを「けりをつける」といいます。
この言葉は、その意味合いから、「けり」というのは「蹴り」であると思われがちです。

しかしながら、その由来は、古文でおなじみの過去や詠嘆(えいたん)を表わす助動詞の「けり」です。

「けり」は、和歌や俳句において、「~ありけり」「~なりけり」などと、「けり」で終わることが多かったために、「決着をつける」ことを意味するようになりました。

「『決着』って、糊でくっつけることだよにゃ?」「それは、『接着』にゃん」

写真は、こちらからお借りしました。

ちなみに、「けりをつける」に似た言葉に「方(かた)をつける」というのがあります。
この2つは、どう違うのでしょうか?

意味はどちらも同じですが、前者は自分だけのことに使われるのに対して、後者は相手との物事に対して使われます。

 
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えっ? パソコンのキーボードはトイレの便座よりも汚い?

イギリスの、とある消費者向け雑誌が、2008年にパソコンのキーボードに関する驚嘆(きょうたん)すべき調査結果を発表しました。

同誌は、ロンドン市内にある一般的なオフィスにあるキーボードとトイレの便座を対象に、微生物調査を依頼したのですが、その結果、驚くべきことが分かりました。

調査の対象となった33個のキーボードのうち、その約1/10にあたる4個は健康に被害を及ぼす危険性があるほど汚れており、そのうち1個からは、なんと、きれいに拭き掃除をしたトイレの便座の5倍ものバクテリアが検出されたのです!

これは、極端な例かも知れません。
しかしながら、確かにキーボードというのは、手垢(てあか)がつきやすく、埃(ほこり)などもたまりやすい構造をしています。

これを読まれたあなたは、1度、キーボードをしっかりと掃除してみてはいかがでしょうか?

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40人のクラスに、同じ誕生日の生徒がいる確率はどのくらい?

学校 教室

学校のクラスに、40人の生徒がいるとします。
このクラスに、「同じ誕生日」の生徒がいる確率はどのくらいなのでしょうか?

「3%くらい?」「10%くらいはいるのでは?」と、直感的に答える人もいそうです。
が、この確率は意外と高く、正解は約90%です。

「少なくとも2人の誕生日は同じ」という確率を求めるためには、「誰も誕生日が一致しない確率」を出し、「起こりうるすべての確率」である1から引くことで求められます。

365/365(1人目)×364/365(2人目)×363/365(3人目)……と、40人すべての誕生日が一致しない確立を計算していくと、0.108(10.8%)になります。

そして、この数を1から引くと0.892(89..2%)、つまり、約90%の確率で、誰かと誰かの誕生日が一致する計算になるのです。

ちなみに、クラスの人数が23人で、その確率は50%を越え、30人になると、70%を越えます。

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酒を飲んだ後にラーメンを食べたくなるのは何故?

飲み会 アルコール

1杯飲んだ夜の帰り道に、ラーメン屋の前を通りかかると、無性にラーメンが食べたくなります。
これは、何故なのでしょうか?

実はこれ、「エタノール誘発性空腹時低血糖」と呼ばれる症状なのです。

アルコールが体内に入ると、肝臓が解毒・分解を始めます。
肝臓は、寝ている間や食事をしていないときに、糖を分解する役割がありますが、酒を飲むと、アルコールの解毒・分解作業に追われ、糖を分解できなくなります。

そのため、飲酒後は、血糖値が下がってしまうのです。

ラーメンの小麦粉でんぷんは、腸でグルコースという糖に分解されて、吸収されます。
飲酒後は、体がこの糖を欲しているのです。

また、飲酒後に雑炊(ぞうすい)やおにぎりなどを食べたくなるのも、同様の理由で、血糖値を上げるためなのです。

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「力士」と「関取」は、そもそも何がどう違う?

土俵祭り 相撲

大相撲でいう「力士(りきし)」と「関取(せきとり)」。
この2つは、そもそも何がどう違うのでしょうか?

「力士」と「関取」は、一見同じ相撲取りのことをいっているように思われます。
しかしながら、両者には大きな違いがあります。

まず、「力士」ですが、こちらは相撲取りの総称で、日本相撲協会に入門し、新弟子検査に合格すれば、力士になれます。

一方、「関取」ですが、こちらは十両以上の力士のことを指します。
相撲取りは、下から序の口(じょのくち)、序二段、三段目、幕下、十両、前頭(まえがしら)、小結(こむすび)、関脇(せきわけ、せきわき)、大関(おおぜき)、横綱(よこづな)の順に番付が上がっていきます。
が、序の口から幕下までは給料をもらえず、一人前とみなしてもらえません。

十両以上になると、つまり「関取」になると、初めて給料がもらえるようになり、さらに付け人がつくなど、待遇(たいぐう)が一気に変わるのです。

相撲 階級一覧
写真は、こちらからお借りしました。

さらに、上図に示すように、前頭以上になると「幕内」と呼ばれ、その中でも、小結、関脇、大関の力士は「三役」と呼ばれます。

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