なんと! 忠犬ハチ公はハチ公像の除幕式に参加していた?

渋谷の駅前広場にある忠犬ハチ公の銅像。
忠犬ハチ公像といえば、渋谷駅の待ち合わせ場所として親しまれていますが、実はこの像は、忠犬ハチ公の生前中に、既に建てられていました。

今は亡き主人の帰りを待ち続ける、ハチ公の姿が有名になるにつれて、銅像を建てようという声が広がり、1934年(昭和9年)1月に建設資金の募金活動がスタート。
寄付金は瞬く間に集まり、3ヶ月後の同年4月には、銅像の除幕式(じょまくしき)が行なわれました。

昭和9年4月21日に渋谷駅前に設置された忠犬ハチ公像
昭和9年4月21日に 渋谷駅前に 設置された 忠犬ハチ公像

この式には、たくさんの人が参加しましたが、なんと、当のハチ公自身も、渋谷駅長に連れられて、この一部始終を見守っていたのです。

ハチ公像の傍らに座るハチ公
ハチ公像の傍らに座るハチ公
上記2枚の写真は、こちらからお借りしました。

このハチ公が、渋谷駅の近くで死んでいるのを発見されたのは、翌年の3月8日のことでした。
死因は、フィラリア症及び癌(がん)でした。

 
Posted in 雑学 | Leave a comment

相撲で今まで1度も使われていない手があるって本当?

相撲 試合

相撲の試合で、仕掛けた力士によって勝ちが決まったときの技を「決まり手」といいます.
この決まり手には、現在82手が決められています。

しかしながら、この決まり手が制定された1957年(昭和32年)以降、試合中に今まで1度も使われたことがない技があるといいます。

それは、以下の4つです。

1.たすき反(ぞ)り-相手の差し手を抱え、バランスを崩(くず)した際に内股(うちまた)に手を差して肩にかつぎ、後ろに落とす技。

2.外たすき反り-たすき反りを足も使って繰(く)り出す技。

3.鐘木(しゅもく)反り-頭を相手の力士の脇(わき)の下に入れて肩の上にかつぎ上げ、後ろに落とす業。

4.掛け反り-差し手の脇に頭を入れ、足で切り返して後ろに倒す技。

「はっけよーい! のこった、のこった!」
猫の すもう

これらはいずれも、「反(そ)り手」と呼ばれる技の一種です。
が、素人目にも難しそうな手だということが分かります。

 
Posted in 雑学 | Leave a comment

ハヤブサの飛行速度は、実はそんなに速くない?

ハヤブサ

ハヤブサと聞くと、その名から、いかにも高速で大空を飛行する鳥のイメージがありますが、ハヤブサの飛行スピードは、本当に速いのでしょうか?

もちろん、鳥の飛行速度は、鳥によって違います。
体が小さいハトは、時速60~66キロ、体が重そうなハクチョウは70キロ、いつも群れをなして飛んでいる雁(がん)は75~90キロです。

速いものでは、アマツバメの時速100キロというのがあります。
これは、特急電車なみのスピードです。

これに対して、意外と遅いのがハヤブサ。
東北新幹線がその名を借りているくらいですが、ハヤブサの飛行速度は時速60キロ。
獲物を追うときにはもっと速くなりますが、もしもスピード感を出すためにハヤブサの名を借りたのだとすれば、ちょっと失敗だったかも知れません。

 
Posted in 雑学 | Leave a comment

乾電池の単一、単二の「単」の正体は?

乾電池

昔は、乾電池といえば電器店で買うものでしたが、最近では、電器店ばかりでなく、コンビニや100ショップでも買えるようになりました。

さて、この乾電池ですが、そもそも何故「乾いた」電池なのでしょうか?
また、単一、単二などと、頭に「単」という文字がつくのは何故なのでしょうか?

現在の乾電池の母体となる電池は、1868年にフランスのルクランシェによって発明されました。
が、この電池は、塩化アンモニウム溶液がこぼれるなど、使い勝手に難がありました。

その後1888年に、ドイツのガスナーが電解液(でんかいえき)を石膏(せっこう)で固めた電池を発明しました。
この電池は、水があってもこぼれないことから、「乾いた電池(乾電池)」と呼ばれるようなったのです。

「だからー。おもちゃは乾電池で動くって、ここに書いてあるニャン」
書物で 議論する 猫
写真は、こちらからお借りしました。

一方、単一、単二などの「単」というのは、「単位電池」の意味です。
1930年代中頃までは、何個かの電池をひとつにまとめて、力の強い電池を作っていました。
が、その後、現在のように、1個ずつの電池を使うようになりました。

つまり、この「単」という文字は、何個かをまとめた電池ではなく、「1つの」電池であるということを表わしているのです。

 
Posted in 語源・由来 | Leave a comment

楽譜は、何故「イタリア語」表記なのか?

音楽 楽譜 譜面

楽譜を見ると、「アレグロ(快適に)」や「フォルテ(強く)」などと、その曲をどのように歌ったらよいのか、また演奏したらよいのかということを指示する記号が書き込まれています。
そして、これらの記号は、すべて「イタリア語」です。

指示語だけではありません。
オペラもソナタも、コンツェルトもマエストロも、すべてイタリア語で書かれているのです。

さらには、ドイツ語圏のモーツァルトやバッハ、ベートーベンも、音楽で使うのはイタリア語。
イギリスやフランス語の作曲家も同様です。

これは一体、何故なのでしょうか?

これは、クラシック音楽の基礎がイタリアにあり、17~19世紀はじめの音楽家が、イタリアに憧(あこが)れていたためだといいます。

1度、イタリア語の用語・表記が定着してしまうと、各国の言葉に翻訳するのには手間がかかります。
そのため、音楽家にとって、イタリア語が共通語になっているのです。

 
Posted in 語源・由来 | Leave a comment