快適なショッピングセンターは、シロアリ塚をまねていた?

シロアリ塚

熱帯に棲(す)むシロアリの中には、巨大な巣(シロアリ塚)を作る種類もいます。
このシロアリが生息する地帯は、昼間は50℃、夜は0℃にもなる過酷(かこく)な環境ですが、不思議なことに、巣の中は常に約30℃の気温に保たれています。

これは一体、どのような仕組みになっているのでしょうか?

シロアリ塚は、いわば小さな都市です。
地下にまでトンネルが縦横に張り巡らされており、この中で数十万匹のシロアリが暮らしています。

このシロアリ塚を良く見ると、無数の穴が空いていることが分かります。
これらの穴が、自動的に湿度を調整し、温められた空気が上方に向かう性質を巧みに利用して、余分な熱や汚れた空気を外に排出(はいしゅつ)する仕組みになっているのです。

さて、このシロアリ塚をまねて作られたのが、アフリカ・ジンバブエの首都ハラレにあるショッピング・センターです。
このショッピング・センターの建物には、シロアリ塚と同様に、無数の穴が空けられています。

この構造により、通気性が非常に良く、常に快適な温度と湿度が保たれているために、空調にかかる電力が通常の建物の10%ですむといいます。

シロアリ塚 をまねた ショッピングセンター

他にも、シロアリ塚をまねた博物館では、太陽と地中の冷熱(れいねつ)で空気を循環(じゅんかん)させ、内部の気温を一定に保っているといいます。

参考にしたサイト
アリ塚と空調、自然に学ぶエネルギー | ナショナルジオグラフィック日本版
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/5970/

 
Posted in 雑学 | Leave a comment

ええっ? 頭をいくつもくっつけた奇妙な虫がいる?

カメノコハムシ_0

上の写真は、カメノコハムシの一種(甲虫目:ハムシ科:ドゲハムシ亜科:カメノコハムシ族)の幼虫を横から見たところです。
葉っぱにくっついている部分がこの虫の本体で、そこから長い尾のようなものが、エビ反り状態に伸びています。

そして、この「尾」を立てたのが下の写真です。
体が大きくなるたびに脱皮した、自分自身の抜けがらを器用につなぎ合わせ、盾(たて)代わりにしています。
よく見ると、ちょうどトーテムポールのように、顔が並んでいます!

カメノコハムシ_1

この写真を、さらに良く見てみましょう。
おいしそうに葉を食べていますね。
お尻のV字は、しっぽのように動かすことができます。
そして、後ろから敵が近づくと、盾をさっと持ち上げ、後ろからの攻めに備えます。
この盾の長さは13mmあります。

カメノコハムシ_2

上の写真は、この虫を上から見たところ。
体を覆うように、いつもこのように盾を前方へ伸ばしています。

カメノコハムシ_3

上は、抜け殻の顔のアップの写真です。
なかなか凛々(りり)しい顔をしているようです。
この顔がいくつも並んでいるのですから、襲ってきた敵は、さぞかしびっくりすることでしょうね。

しかし、このような虫がいること自体驚きです。
まさに、人間の世界ではおよそ想像もつかない、昆虫界の不思議さ、奇抜さ、そして神秘さの一端を、この虫に見ることができますね。

参考にしたサイト
第73回 頭をいくつもくっつけた奇妙な虫を発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140421/393881/?P=1

 
Posted in バラエティー | Leave a comment

ウグイスが「ホーホケキョ」と鳴くのは春だけ?

梅と ウグイス

梅(うめ)の花が咲く頃に、人里で鳴き始めることから「春告鳥」(はるつげどり)とも呼ばれるウグイス。
各地の気象台では、ウグイスが「ホーホケキョ」とさえずりはじめた日を、ウグイスの初鳴日として観測しているそうです。

さて、このウズイスのの「ホーホケキョ」という鳴き声は、春にはよく聞きますが、秋や冬にはほとんど聞きません。
秋や冬は、一体どうしているのでしょうか?

ウグイスは、2月初旬頃からさえずり始め、 8月下旬頃までは、市街地に近い公園や林でも「ホーホケキョ」という大きな鳴き声を聞くことができます。
が、その後は山地の方へ移動し、巣作りに入ります。

秋から冬にかけては、「ホーホケキョ」とは鳴かずに、ときどき「チャッチャッ」という地鳴き(または笹鳴き)と呼ばれる声を出すだけなのです。

ちなみに、ウグイスはオスしか鳴きませんが、人間界で「ウグイス」といえば「ウグイス嬢」と女性を指します。

広辞苑によれば、

「ウグイス嬢とは、(ウグイスの美しい鳴き声にたとえて)電話交換手のこと。またはアナウンスを担当する女性」

とあります。
面白いですね。

ウグイスは春にしかホーホケキョと鳴かない? | Zatupedia
http://zatupedia.com/wiki/?title=ウグイスは春にしかホーホケキョと鳴かない?

 
Posted in 雑学 | Leave a comment

「ご冥福をお祈りします」という表現は、相手を侮辱しているって本当?

葬式

人は、いつか必ず死んでしまうもの。
長く生きていれば、誰かの葬式(そうしき)に必ず参加することになるでしょう。

しかし、葬式で何に気をつけたら良いのか分からない、そんな方もいらっしゃることでしょう。

葬式では、ひとつだけ注意したいことがあります。
それは、遺族(いぞく)の方にかける言葉です。
あなたは、意味も分からず、「ご冥福(めいふく)をお祈りします」といってしまってはいないでしょうか?
実はこの言葉、相手によってはこれ以上ない屈辱的(くつじょくてき)な言葉なのです。

そもそも冥福とは、「冥土(めいど)で幸せになる」という意味です。
つまり、遺族の方に「ご冥福をお祈りします」と挨拶することは、

「亡くなられた方は、冥土へ迷い込んだ」

といっていることになり、「故人を侮辱(ぶじょく)する無責任で心ない表現」となってしまうのです。

それでは、どのようにいったら良いのでしょうか。

「お悔やみを申し上げます」「ご愁傷(しゅうしょう)様でございます」「哀悼(あいとう)の意を表します」などの表現を使うのが良いでしょう。

冥福は、仏教から来た言葉。
使っても問題ないという意見もありますが、その場合でも、少なくとも神道やキリスト教など、他宗教の方に対しては使わない方が無難です。

新・ことば事情 4748「ご冥福をお祈りします」| 道浦俊彦TIME
http://www.ytv.co.jp/michiura/time/2012/06/post-1209.html
冥福
https://ja.wikipedia.org/wiki/冥福

 
Posted in お役立ち情報 | Leave a comment

「銀河鉄道999」の最終回はどうなる?

松本零士(まつもと れいじ)のSF漫画・「銀河鉄道999」(ぎんがてつどうスリーナイン)のテレビアニメで、最終回はどうなるのでしょうか?

銀河鉄道999
写真は、こちらからお借りしました。

メーテルとともに、ついに機械の体を手に入れられる惑星に到着した哲郎。
だが、機械人間の虚(むな)しさを知って、生身の人間のままでいることを決意します。

一方、星を強化する道具として、哲郎を利用しようとしていた惑星の女王プロメシュームは、哲郎を999ごとブラックホールで処刑(しょけい)することを決定。
さらに、哲郎を助けようとした娘のメーテルを、牢獄(ろうごく)に閉じ込めます。

しかし、牢獄から抜け出したメーテルの協力もあって、哲郎の乗る999は危機を脱出。
メーテルを助けるため、哲郎はプロメシュームの待つ惑星へ戻ります。

メーテルの救出に向かった哲郎は、途中で彼の機械人間化任務に失敗した案内役のミライが、自殺しようとしているところに遭遇(そうぐう)。
ミライを救った哲郎は、他人の命令に従うのが人生ではない、自分だけの未来があるはずだと諭(さと)します。

その後哲郎は、メーテルと合流。ミライの命を懸けた活躍のお蔭(かげ)で、惑星の崩壊(ほうかい)に必要な、メーテルの父親の魂が込められたカプセルも入手します。

惑星にたどり着いた哲郎とメーテルは、プロメシュームの妨害(ぼうがい)に遭(あ)うものの、カプセルを動力炉に落とすことに成功。
惑星の崩壊が始まり、プロメシュームは爆発の炎に包まれます。

惑星が炎に包まれながら、ブラックホールへと落ちていく中、哲郎とメーテルは999の待つプラットホームにたどり着き、999で脱出。
家族が幸せだった日々を思い出しながら涙するメーテルの前で、彼女の故郷であった惑星は、ブラックホールに飲み込まれていきます。

その後、哲郎は999に乗って父母の眠る地球に戻り、自らの手で素晴らしい大地にすることを決意します。
哲郎の成長を感じたメーテルは、哲郎にそっと口づけをすると、別の少年を未来に導くために、哲郎の前から静かに去っていくのでした……。

999 哲郎 メーテルからキス
写真は、こちらからお借りしました。

「銀河鉄道999」のテレビ放送
1978年9月14日 - 1981年3月26日(全113話)

 
Posted in バラエティー | Leave a comment