太陽は50億年後になくなってしまう?

燃える 太陽

太陽は、地球ができた数千年前に、万有引力によって、次々と周りのガスや元素を取り込んで誕生したとされます。
月は、原始の地球に小天体が衝突(しょうとつ)し、その破片が集まってできたとする説が有力です。
いずれも、今から約46億年前の出来事です。

さて、この世に存在するものには、みな寿命があり、永遠というものはありません。
太陽に関していえば、その寿命は100億年です。
ということは、あと50億年ほどで、太陽は寿命を迎えることになります。

そのとき、太陽は一体どうなってしまうのでしょうか?

寿命が近づくにつれて、太陽は大きく膨(ふく)らんでいき、「赤色巨星(せきしょくきょせい)」という大きな恒星(こうせい)に姿を変えます。
がこのとき、どのくらいの大きさにまで膨らむのかについては定かでありません。

一説によれば、現在の大きさの200~300倍くらいまで膨らみ、その後は縮んで、地球くらいの大きさの「白色矮星(はくしょくわいせい)」になると考えられています。

それでは、太陽が膨らんだとき、地球はどうなってしまうのでしょうか?

これには、2つの説があります。
ひとつ目は、「巨大化した太陽に、地球は飲み込まれてしまう」というもの。
ふたつ目は、「地球は今よりも外側の軌道(きどう)へ移動して、飲み込まれない」というものです。

がそもそも、今から10~20億年後には、太陽の温度が少しずつ上がっていて、地球は既に、生物が棲(す)めない星になっていると考えられています。

 
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「ちゃりんこ」の語源は?

自転車 ちゃりんこ

自転車のことを、「ちゃりんこ」「ちゃり」などと呼びます。
これは、何故なのでしょうか?

これには、2つの説があります。

ひとつ目は、「擬音語(ぎおんご)」説。
「チャリンチャリン!」と鳴る、自転車のベルの音からきているというものです。

そして、もうひとつは「韓国・朝鮮語」説です。
韓国では、自転車のことを「자전거(チャジョンゴ)」といい、ここから「ちゃりんこ」と呼ばれるようになったというものです。

ちなみに、名古屋を中心とする東海地方では、自転車のことを「ケッタ」といい、「ケッタマシーン」、あるいは「ケッタクリマシーン」とも呼ばれます。
語源は明らかではありませんが、自転車のペダルを「蹴(け)る」または「蹴り続ける」ところからきているようです。

 
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江戸時代にあった虫売りのカルテル?

スズムシ

スズムシやマツムシ、コオロギといった虫の鳴き声を観賞用に聞くのは、日本人だけだといわれています。
日本では、虫の声は古くから歌に詠(よ)まれており、戦いに明け暮れた安土・桃山時代でさえ、武将(ぶしょう)たちがスズムシを飼って、心の慰めにしたといいます。

さて、江戸時代の元禄年間に、神田須田町に忠蔵という煮物や飯を売る煮売り屋がいました。
彼は、根岸(ねぎし)の里(現在の上野付近)で捕らえたスズムシを持ち帰り、店の隅っこに置いていました。

すると、訪れた客が盛んに欲しがるので、手間賃としてわずかなお金をもらい、分けることにしました。
これが評判で、買い手は増える一方。
探し回るのも忙しくなり、何とか手持ちのスズムシを増やす方法はないものかと思案していた忠蔵のところへ、近くに住んでいた桐山という武士が、協力を申し出ました。

実は、この武士は虫好きで、自分でスズムシやクツワムシなどの飼育に成功していました。
彼は、これを機に武士から生産者へと転職。
そして、忠蔵が発売元となり、虫売りを商売とするようになったのです。

その後、ここから何人かがのれん分けをしてもらい、文政年間には江戸市中の虫売り人の数を36人に制限。
「江戸虫講」という、一種の組合を作ったということです。

上野の「虫源」、早稲田の「湯本」、浅草の「虫徳」などの老舗(しにせ)が、昭和に入ってからも続いていました。

 
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「辞典」と「事典」は、そもそも何がどう違う?

辞書 サボテン

書店の辞書コーナーに行くと、「辞典」と「事典」という、同じ読み方をする本が並んでいます。
これらは、そもそも何がどう違うのでしょうか?

まず、「辞典」ですが、これは「ことばてん」とも呼ばれ、英語でいう「ディクショナリー」のことです。
文字や単語、さまざまな事柄について、その読み方、意味、語源、用例などを解説するものです。

国語辞典や漢和辞典、英和・和英辞典などがこれにあたります。

一方の「事典」は、「ことてん」とも呼ばれ、英語でいう「エンサイクロペディア」です。
多くの事柄や現象などを集め、その内容をひとつひとつ解説・説明するものです。

「事典」の始まりは、1931年(昭和6年)に、平凡社の創業者である下中彌三郎(しもなか やさぶろう)が『大百科事典』を発行する際、「じてん」に「事典」とあてたのが最初とされます。

なお、これらと同じ読み方をする本に「字典」というのもありますが、これは「もじてん」とも呼ばれ、特に漢字の読み方・意味などを解説したものです。

 
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「アルプス一万尺」の歌詞に登場する「こやり」とは何?

北アルプス

「アルプス一万尺」の原曲は、独立戦争で歌われて以来、アメリカ愛国歌として有名になった「Yankee Dooedle(ヤンキードゥードゥル)」です。
この曲は、世界中でたくさんの替え歌を生んでいます。

さて、日本語版の「アルプス一万尺」の歌詞に登場する「こやり」とは、一体何なのでしょうか?

そもそも、このアルプスというのは、日本の北アルプスのことです。
一万尺(≒3000m)というのはこの山の高さを表わし、そのひとつである槍ヶ岳(やりがたけ)の北側にある岩場が「こやり」で、漢字で書けば「小槍」です。

なお、槍ヶ岳の頂上は「大槍」と呼ばれ、小槍との間には「孫槍(まごやり)」「曾孫槍(ひまごやり)」が連なっています。

北アルプス 左から順に、孫槍、曾孫槍、小槍
北アルプス 小槍 孫槍 曾孫槍
写真は、こちらからお借りしました。

 
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