飲み屋でビールが栓を抜いて出されるのは何故? – その意外な理由!

居酒屋やバーでビールを注文すると、ほとんどの店では栓をぬいた状態で提供されます。これは一体、何故なのでしょうか?実は、これにはちょっと意外な理由がありました。飲み屋でビールが栓を抜いて出される理由のひとつは、もちろん「サービスのため」です。が、そればかりではありません。実は、意外なことに、これには法律上の問題もからんでいたのです。飲食店で、ビールを栓をぬかずに提供すると、お客はそのビールを飲まずに、自宅などに持ち帰ることもできてしまいます。するとこれは、「酒類の販売」とみなされる可能性があります。

おならを我慢すると逆流して口から出るというのは本当?

おならを我慢すると、逆流して口から出るという話がありますが、これは本当なのでしょうか?結論を先に書けば、「我慢したおならの成分が最終的に口から出る」という意味では正しいといえます。通常、肝臓はガス成分(特に臭いの成分)を無臭化します。が、ガスの量が多くなると、肝臓(かんぞう)の処理能力を超えてしまい、完全に無臭化できなくなります。この、肝臓(かんぞう)で完全に処理できなかったガスは、呼気(こき)として出てくるため、これが口臭の原因になります。

えっ? 「懐石料理」はもともと「空腹をしのぐための軽い食事」のことだった!?

懐石料理(かいせきりょうり)と聞くと、料亭で出されるような豪華な料理をイメージされることでしょう。しかしながら、この料理は、驚くなかれ、もともと「空腹をしのぐための軽い食事」のことでした。昔、禅僧(ぜんそう)が修行時に空腹をしのぐため、せめてお腹を温めようと用いた御石(おんじゃく)を懐石といいます。1日1食だった修行僧は、この温石(おんじゃく)を懐(ふところ)に入れることによって、空腹と寒さを耐え忍んだのです。

「メーデー」は、もともと春の訪れを祝うお祭りだった?

メーデーは、もともと「五月祭」を意味する言葉で、その起源はとても古く、複数の伝統に根ざしています。以下に、簡潔(かんけつ)に説明します。古代ローマ時代豊穣(ほうじょう)の女神マイアを祭り、5月1日に供物(くもつ)が捧げられていました。夏の豊穣(ほうじょう)を予祝する祭りとして行なわれていました。ヨーロッパの伝統的な春祭りヨーロッパ各地で、キリスト教伝来以前にさかのぼる起源をもつ、春の訪れを祝う日として定着していました。古代ローマの花の女神フローラを讃(たた)える儀式(ぎしき)に由来するとされています。

玄関の靴をそろえる意味は? – 命にかかわる理由があった!

子供の頃、玄関先に靴を外に向ける、いわゆる「出船(でふね)」の形にそろえておくように躾(しつ)けられた人は多いのではないでしょうか。実は、これにはきわめて合理的で、しかも命がけの理由があったのです!玄関で靴を外に向けてそろえておく作法は、武士の間で広まったお茶の世界から生まれました。戦乱(せんらん)の世を生きる武士にとって、茶室での精神統一はつかの間のオアシスでした。しかし、敵はいつ襲ってくるか分かりません。いざというときのために、刀を身のそばに置くことはもちろん、履物もすぐに飛び出せるようにおかなければなりません。

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