居酒屋やバーでビールを注文すると、ほとんどの店では栓を抜いた状態で提供されます。
これは一体、何故なのでしょうか?
実は、これにはちょっと意外な理由がありました。
飲み屋でビールが栓を抜いて出される意外な理由とは?
法律上の問題がからんでいた。
飲み屋でビールが栓を抜いて出される理由のひとつは、もちろん「サービスのため」です。
が、そればかりではありません。
実は、意外なことに、これには法律上の問題もからんでいたのです。
飲食店で、ビールを栓を抜かずに提供すると、お客はそのビールを飲まずに、自宅などに持ち帰ることもできてしまいます。
すると、どうなるでしょうか?
これは、「酒類の販売」とみなされる可能性があります。
栓の抜かれた酒類を提供するのであれば、飲食営業許可があればよいのですが、未開栓の酒類を販売するためには、酒類販売業免許が必要です。
しかしながら、通常こうした店では、免許取得にコストがかかってしまうなどの理由から、酒類販売業免許を取得していないことが少なくありません。
そのため、ビールは開栓してからお客に提供しているのです。
まとめ
飲食店で、ビールを栓を抜かずに提供すると、お客はそのビールを飲まずに持ち帰ることもできてしまいます。
するとこれは、「酒類の販売」とみなされる可能性があります。
そのため、通常酒類の販売許可を取得していない飲食店は、ビールは開栓してからお客に提供しているのです。
おわりに
今日は、居酒屋やバーで、ビールが栓を抜いて出されるのは何故かという記事を書いてみましたが、いかがでしたか?
これは意外な理由でしたね。おお!(゚o゚)
ビールといえば、ビール瓶は茶色い色をしていますが、これは何故なのでしょうか?
その理由については、以下の記事をお読みください。(^^)