プロレスの「リング」は、四角いのに何故「輪」と呼ぶ?

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ボクシング

プロレスやボクシングの競技場(きょうじぎょう)のことを、「リング(ring)」といいます。
結婚指環をリングというように、リングとは「輪」のことです。
それにもかかわらず、四角い形の競技場を「リング」と呼ぶのは何故なのでしょうか?

プロレスの「リング」は、四角いのに何故「輪」と呼ぶ?

もともと格闘技は丸い輪の中で行なわれていた。

その理由は、オリンピック競技場でもあるレスリングの丸いリングを見ると納得します。
実は、”もともと格闘技(かくとうぎ)は四角ではなく、レスリングのような丸い輪の中で行なわれていた”のです。

かつての競技場は、人が手をつないで輪を作り、その中で戦ったというのが通説になっています。
がやがて、観客が見やすいようにと、高い所に上がって戦うようになりました。
同時に、選手が落ちないようにと、ロープが張られました。

しかし、ちょっと想像してみてください。
丸いリングに、ロープを張る作業風景を。

丸いリングの丸さを保つためには、たくさんの支柱を立てなければなりません。
これは大変ですね。
一方、四角いリングであれば、支柱をたった4本立てれば良いだけなので、簡単ですね。

かくして、ロープが張りやすいようにと、リングは四角くなったのだといいます。

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