「ボイコット」の由来となった陸軍大尉がいた? – ボイコットの語源

集団での拒否行動を意味する「ボイコット」。この言葉は、もともと人の名前に由来するといいます。それでは、その人物とは一体誰なのでしょうか?その人物とは、イギリス陸軍大尉(りくぐんたいい)チャールズ・カニンガム・ボイコットです。彼は退役後、アイルランドの領地支配者(土地管理人、代官)となりましたが、1880年の夏に年貢(ねんぐ)を値上げすると、小作人(こさくにん)たちは彼に怒り、町ぐるみで彼を断絶(だんぜつ)。レストランで食事も取れず、郵便物さえも届かない状況に陥った彼は、命からがらイングランドへ逃げ帰ったといいます。

かつてアメリカの大統領選で民主党が壊滅的大敗を喫したことがあった? – 1984年に行なわれたレーガンvsモンデール戦

1984年11月6日に行なわれたアメリカ合衆国大統領選挙(1984ねんアメリカがっしゅうこくだいとうりょうせんきょ、United States presidential election of 1984)。この選挙では、共和党(きょうわとう)現職のロナルド・レーガン大統領と民主党(みんしゅとう)のウォルター・モンデール候補の戦いとなりましたが、モンデール候補はミネソタ州とワシントンD.C.の2州のみでの選挙人獲得にとどまり、壊滅的大敗(かいめつてきたいはい)を喫しました。

なんと! 画家ゴッホの描いた絵は生前、1枚しか売れなかった!?

ゴッホは、画家になってから10年間、絵画の制作に打ち込み、約2000点の作品を残しました。しかしながら、その中で生前に売れた絵は、なんと、わずか1枚だけ!その作品のタイトルは「赤い葡萄畑(あかいぶどうばたけ)」です。この絵は、アルルでゴーギャンと共同生活をしていた1888年(明治21年)11月初旬に描かれた作品です。

海も階段も「国道」になるって本当? – 愛媛県の「海上国道」と青森県の「階段国道」

1965年(昭和40)制定(せいてい)の「一般国道の路線を指定する政令(せいれい)」によれば、そのルート上にたとえ海上の区間があっても、フェリーなどで結ぶことで1本の交通系統(こうつうけいとう)として結ぶことで機能していれば、国道となると定められています。このような国道は、「海上国道(かいじょうこくどう)」呼ばれ、国道197号線もそのひとつです。また、国道339号線は「階段国道」と呼ばれ、なんと、300メートルもの自動車が通れない区間があります。

ハゲの悩みに効果あり? – 髪の毛にまつわる珍駅名!

JR北海道線の留萌本線(るもいほんせん)には、薄毛の悩みをかかえる人たちにはうれしい(?)駅があります。かつて、高倉健(たかくら けん)主演の映画「駅 STATION」(えき ステーション)の舞台となった無人駅「増毛駅」です。「増毛」は、残念ながら(?)「ぞうもう」ではなく、「ましけ」と読みます。が、「増毛」にあやかった縁起物(えんぎもの)の切符として、駅周辺で入場券も発売され、知る人ぞ知るハゲの聖地となっています(この駅は2016年に廃止)。

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