四国は、香川、徳島、愛媛(えひめ)、高知と4つの県があるので「四国」といいます。
それでは、九州はどうでしょうか？
九州は、福岡、佐賀、長崎、大分(おおいた)、熊本、宮崎、鹿児島。
あれっ？ 7県しかありませんね。
名前が「九州」なのに7県しかないのはなぜなのでしょうか？
今回は、この謎を解いてみたいと思います。
7県しかないのに「九州」と呼ぶ理由 – 「廃藩置県」が関係していた！
7つの県しかないのに「九州」と呼ぶの理由は、九州が明治時代まで9つの国に分かれていたことに由来します。
その９国というのは、以下の通りです。
1.筑前(ちくぜん)
2.筑後(ちくご)
3.豊前(ぶぜん)
4.豊後(ぶんご)
5.肥前(ひぜん)
6.肥後(ひご)7.
7.日向(ひゅうが)
8.大隅(おおすみ)
9.薩摩(さつま)
九州はその後、1871年(明治4年)に行なわれた廃藩置県(はいはんちけん)で、現在の7県へと移行しました。
廃藩置県後の県（現在）
1.福岡
2.佐賀
3.長崎
4.大分(おおいた)
5.熊本
6.宮崎
7.鹿児島
それにもかかわらず、呼び名の方は、慣用的（かんようてき）に昔から慣れ親しんでいる「九州」がそのまま使われているのです。
そのため、”県がふたつ足りない”というお菓子、じゃなかったおかしなことになっているわけです。
おわりに
今日は、「九州」なのになぜ7県しかないのかという記事を書いてみましたが、いかがでしたか？
九州といえば、たった290円で新幹線に乗れる区間があるようです。
詳しくは、以下の記事をお読みください。
【驚愕】なんと、たった290円で、新幹線に乗れてしまう路線があることをご存じですか？それは、九州のとある場所にあります。今回は、この信じられない路線のご紹介と、なぜこのような格安で運行できるのか、その理由を詳しく解説します。