「花の子ルンルン」最終回をネタバレ解説!ルンルンとセルジュの結末は?

この記事は約 2 分で読めます

神保史郎(じんぼ しろう)原作の漫画・「花の子ルンルン」のテレビアニメで、最終回はどうなるのでしょうか?
この記事では、「花の子ルンルン」の感動的な最終回を完全解説。七色の花を見つけたルンルンに待ち受けていた運命とは?セルジュの正体、トゲニシアの野望、そして2人が選んだ感動の結末まで、名作アニメのラストを詳しくご紹介します。

花の子ルンルン
写真はこちらからお借りしました。

感動の最終回!ルンルンがフラワーヌ星で知った衝撃の真実

長い旅の末、ついに七色の花を手にしたルンルン。人型の姿を取り戻したキャトーとヌーボを伴い、運命のフラワーヌ星へと降り立ちます。

宮殿で国王と王妃に謁見したルンルンを待っていたのは、予想もしない告知でした。

「七色の花を見つけた者には、新国王の妃となる栄誉が与えられる」

突然の申し出に、ルンルンの心は大きく揺れ動きます。確かに七色の花を集めたのは自分。でも、妃になるなんて…。

ルンルンが王妃の座を拒絶した理由 – セルジュへの想い

「それはできません!」

ルンルンははっきりと国王に告げました。

旅の途中、いつも自分を助けてくれたセルジュ。彼と過ごした日々の中で、ルンルンの心には淡い恋心が芽生えていたのです。地球に残してきた祖父母への想いとともに、セルジュへの気持ちがルンルンを引き留めていました。

王妃の座よりも大切なもの――それを胸に、ルンルンは走り去ろうとします。

しかし、その時です。

「ルンルン、待って」

振り向いた先に立っていたのは、セルジュでした。そして国王の口から告げられた驚愕(きょうがく)の事実。

新しい国王とは、他でもないセルジュその人だったのです!

トゲニシアの野望は終わらない – 新たな戦いの予感

一部始終を見ていたトゲニシアは、唇を噛みしめていました。

長年狙い続けてきたフラワーヌ星の女王の座。しかし、ルンルンとセルジュの絆を目の当たりにして、彼女は悟ります。この戦いには勝てないと。

「フラワーヌ星は諦めるわ。でも…」

トゲニシアの野望は消えていませんでした。手下のヤボーキを従え、彼女が次に目指したのは地球。新たな野望を胸に、トゲニシアは地球へと向かうのでした。

セルジュの願いとルンルンの決意 – 戴冠式前夜の約束

夜の静けさの中、ルンルンはセルジュに本心を打ち明けました。

「やっぱり、地球に帰りたい…おじいちゃんとおばあちゃんが心配で」

セルジュは優しく微笑みます。彼はルンルンの気持ちを理解していました。無理に引き留めることはしません。

ただ、一つだけ。

「せめて、戴冠式(たいかんしき)には出てほしい。君がいなければ、この式は意味がないんだ」

セルジュの真摯(しんし)な言葉に、ルンルンは静かに頷(うなず)きました。

感動のラスト!ルンルンとセルジュが選んだ道

運命の戴冠式(たいかんしき)当日――

七色の花が輝く祭壇の前で、国王が荘厳(そうごん)に王冠を掲げます。

しかし、その王冠が置かれたのは、セルジュの頭ではありませんでした。王冠を受けたのは、セルジュの弟。

国王は全てを理解していたのです。ルンルンの想いを。そして、セルジュの本当の願いを。

「2人とも、地球で幸せになりなさい」

国王の祝福の言葉とともに、ルンルンとセルジュは地球への帰路につきます。

キャトー、ヌーボ、そしてフラワーヌ星の仲間たちに見送られながら――。

2人を待っているのは、愛する祖父母のいる懐かしい地球。そして、これから始まる新しい人生。

「花の子ルンルン」のテレビ放送
1979年2月9日 - 1980年2月8日(全50回)

レクタングル(大)広告