「デビルマン」最終回はどうなる?ゴッド戦のあらすじと結末をネタバレ解説

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永井豪の名作「デビルマン」のテレビアニメ版(1972年放送)最終回では、魔王ゼノンの親衛隊長・妖獣ゴッドとの壮絶な戦いが描かれます。美樹との平穏な生活を守るため戦いを避けていた明でしたが、タレちゃんを救うため遂にデビルマンに変身。美樹の前で正体が明かされてしまいますが、彼女は明を受け入れます。果たしてゴッド戦の結末は?そして明と美樹の関係はどうなるのか?テレビアニメ版最終回のあらすじを詳しく解説します。

デビルマン
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魔王ゼノン、妖獣ゴッドを放つ

数多のデーモンを葬られ、怒りに燃える魔王ゼノン。 彼はついに、親衛隊長――妖獣ゴッドに出撃を命じます。

その瞬間から、世界は異変に包まれます。 羽田空港に突如としてそびえ立つバベルの塔。 街を蹂躙するスフィンクスの影。 次々と起こる怪事件に、人々は恐怖に震えました。

明は悟ります。これほどの異常を引き起こせるのは、己のイメージを現実へと変える力を持つゴッド以外にあり得ない、と――。

ゴッドの暴走、止まらぬ脅威

やがて、ゴッドは明の前に姿を現します。 「邪魔をするな。さもなくば、美樹にお前の正体を暴くぞ」 冷酷な脅迫に、明は凍りつきます。

愛を教えてくれた美樹との日常を守るため、明は苦渋の選択を迫られます。 ――ゴッドの暴挙を黙認するしかありませんでした。

だが、暴走は止まりません。 恐竜が街を蹂躙し、洪水が人々を呑み込み、炎が都市を焼き尽くします。 人類は翻弄され、絶望の淵へと追い込まれていきます。

明、決断の時――デビルマン降臨

人類が滅びゆく未来を知りながらも、ゴッドとの約束に縛られ動けない明。 しかし――火災に巻き込まれそうになった美樹の弟・タレちゃんを前に、ついに決断します。

「守らなければ…!」 明はデビルマンへと変身し、タレちゃんを救い出します。

その行為を見逃さぬゴッド。美樹の目の前で、明を強制的に変身させます。 だが、美樹は毅然と告げます。 「明はゴッドに操られたのだ。ゴッドは神を騙る化け物!」

その言葉に激怒したゴッド。 ついに、デビルマンとゴッドの死闘が始まります――。

決戦、そして結末

超能力に苦しめられながらも、デビルマンは肉弾戦へと持ち込み、互角の戦いを繰り広げます。 そして、美樹の「負けないで!」という祈りが、彼の力を呼び覚まします。

渾身の一撃――。 ゴッドは倒れ、戦いは終わりを告げました。

静寂の中、元の姿へ戻る明。 美樹は彼を見つめ、呟きます。 「たとえ正体がデビルマンでも…嫌いにはならない」

その言葉に応えるように、明は小さくささやきます。 「好きだ」――。

しかし、魔王ゼノンはなお健在。 戦いは終わりません。 物語は、さらなる闇へと続いていきます……。

「デビルマン」のテレビ放送
1972年7月8日 - 1973年3月31日(全39回)

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