「ピンハネ」していいのは金銭の1割だけ? – 「ピン」は1の意味
「ピンハネ」という言葉があります。ピンハネの「ピン」は、ポルトガル語の「ピンタ(Pinta)」を略した言葉です。「ピンタ」というのは、16世紀に日本に持ち込まれたトランプの一種で、「かるた」の語源にもなった「カルタ」の1の札のことを指します。ここから、「1割りの上前(うわまえ)をはねる」という意味で、ピンハネという言葉が生まれたのです。
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「ピンハネ」という言葉があります。ピンハネの「ピン」は、ポルトガル語の「ピンタ(Pinta)」を略した言葉です。「ピンタ」というのは、16世紀に日本に持ち込まれたトランプの一種で、「かるた」の語源にもなった「カルタ」の1の札のことを指します。ここから、「1割りの上前(うわまえ)をはねる」という意味で、ピンハネという言葉が生まれたのです。
「藪医者(やぶいしゃ)」という、「ヘタな医者、腕の悪い医者」を意味する言葉があります。が、この言葉はもともと、「腕の良い医者」を表わす言葉でした。江戸時代中期に松尾芭蕉の弟子だった森川許六(もりかわ きょろく)の編纂(へんさん)した「風俗文選(ふうぞくもんぜん)」によれば、かつては但馬国(たじまのくに、=現在の兵庫県北部)の養父(やぶ)にいた名医を指す言葉だったといいます。しかしながら、あまりに評判が高くなったことから、「養父から来た医者」を自称するニセモノが続出。
大手検索エンジン「Yahoo!」は、日本の国技である相撲と深い関係があるといいます。当初、Yahoo!はジェリーの「曙(akebono)」という名の研究用ワークステーションに、検索エンジンはデビッドの「小錦(konishiki)」という名のコンピュータに置かれていたのです。
1885年に発売された、アメリカでもっとも古い炭酸飲料・「ドクターペッパー(Dr Pepper)」。この飲み物が誕生した背景には、とてもロマンチックな逸話(いつわ)がありました。「ドクターペッパー」は、失恋したソーダ売りが医者の娘ペッパーを偲んでつくったものだっったのです。
一般常識とはおよそかけ離れた名前を、最近では「キラキラネーム」と呼んでいるようです。調べてみると、最初にこの「キラキラネーム」をつけた元祖は、明治の文豪・森鴎外だということが分かりました。それでは、彼が自分の5人の子供につけたその驚きの名前とは?