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コメディアン、漫才師、映画監督と、多彩な才能を世界中で絶賛(ぜっさん)されているビートたけし(本名:北野 武(きたの たけし、1947年 -))。
今日は、そのビートたけしのちょっといい話を、2つ選りすぐってご紹介します。
ビートたけしのちょっといい話1
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たけしは、あるとき、たけし軍団のラッシャー板前が引っ越すと聞き、
「ラッシャー、引っ越しするんだって?欲しいもんあるか?」
と質問しました。
ラッシャー板前が、
「殿、洗濯機が欲しいっす」
と答えると、数日後、引っ越し先に大きな荷物が届きました。
大喜びで開けてみると、中にはタライと洗濯板が入っています。
ラッシャー板前は、
「これはたけしさんにやられたな」
と苦笑しながらタライの裏を見ると、100万円入った封筒がついています。
そして、その中には、
「コレでいい洗濯機買え!」
と書かれた手紙が同封(どうふう)されていたそうです。
同じく、たけし軍団のつまみ枝豆が運転手をしていたときのことです。
運転中に好きな車の話になり、たけしに、
「枝豆、お前乗りたい車ってあるか?」
と聞かれました。
つまみ枝豆が、
「そうですね~。やっぱりベンツですかね」
と答えたところ、その翌日にたけしから、
「これ持ってけ」
と、クシャクシャの紙袋を渡されました。
枝豆が、
「これなんですか、殿」
と答えると、たけしは、
「800万。これでベンツ買ってこい。欲しいと思ったものは思った時に買うのが一番いいんだ」
といいました。
いきなりの大金に驚いた枝豆は、1週間考えた後、お金をたけしに返しました。
そして、
「殿、やっぱり受け取れません。自分で働いて自分で買いたいです」
といいいました。
するとたけしは、
「お前ならそういうと思ってたよ」
といいました。
ビートたけしのちょっといい話2
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また、「アリtoキリギリス」がまだ世に出たばかりで、まったく売れていなかった頃のことです。
ある日彼らが外食をしていると、お店の人が、
「たけしさんも来てますよ」
と教えてくれました。
が、アリtoキリギリスの2人は、
「俺たちの事を知っている訳ないだろう。挨拶(あいさつ)に行くのもおこがましい」
と、挨拶は控えてしまいます。
ところが、帰ろうと勘定(かんじょう)に行くと、
「お代は たけしさんから頂いてます」
といわれました。
当時、まったく無名だったアリtoキリギリスは、当然ビートたけしと仕事で絡むことなどありません。
これは、ひと言お礼をいわなくてはと、店を出たばかりのビートたけしを追いかけました。
そして、発車しかけていたロールスロイスをとめ、
「お会計していただきありがとうございました!」
と、頭を下げました。
すると、ビートたけしはパワーウィンドウを開け、いいから、いいからという感じで、
「あんちゃん達が有名になったらオイラを使ってくれよ」
といいました。
参考にしたサイト
ビートたけしさんのいい話、または、感動する話があれば教え… – Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10100608050