「パンジー」の語源は? – 花が思索にふける人のように前に傾いていることに由来

パンジー

パンジーという言葉は、一体どこから来ているのでしょうか?

パンジーは、フランス語の「pensee(パンセ)」に由来

パンジーは、英語の「pansy」からの外来語で、フランス語の「思想」を意味する単語「pensee(パンセ)」に由来します。
これは、パンジーの花が、人の顔に似ていて、深く思索(しさく)にふけるかのように前に傾くところからきています。

パンジー_2

パンジーは、江戸時代末期に、オランダから渡来しました。
当初は、「遊蝶花(ゆうちょうか)」や「胡蝶菫(こちょうすみれ)」と訳され、その後は「三色菫(さんしきすみれ)」と呼ばれましたが、英語「pansy」から「パンジー」の呼称で定着しました。

現在のパンジーは、野生種に数多くの品種改良を施したもの

パンジーは、1800年代に北欧で、アマチュアの園芸家が野生のサンシキスミレと野生スミレビオラ・ルテア(V. lutea)、さらに近東のスミレビオラ・アルタイカ(V. altaica)を交配して生まれた品種です。

パンジーは、1820年代から1830年代に膨大な交配が行なわれた結果、1835年までには400品種となり、1841年までには、観賞植物として多くの人に親しまれるようになりました。

参考にしたサイト
パンジー – 語源由来辞典
http://gogen-allguide.com/ha/pansy.html

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告