「金は天下の回り物」ということわざがあります。
しかしながら現実には、なんと、たった1%の金持ちが世界の富の半分を握っているということをご存じですか?
たった1%の金持ちが、世界の富の半分を握っている!
世界中で、貧富(ひんぷ)の差が問題となっている昨今(さっこん)ですが、衝撃的な報告が発表されました。
その報告によれば、世界の最富裕層(さいふゆうそう)80人の総資産額(そうしさんがく)が、下層(かそう)の35億人分(世界の人口の約半分)に相当するというのです。
写真はこちらからお借りしました。
より厳密にいえば、世界の人口のたった1%しかいない超富裕層が世界の富の48%を、残り52%のうち46%を上位20%の富裕層が握っており、その他の層が握る割合は、世界全体の総資産のわずか5.5%にとどまっているのです。
つまり、
「金は天下の回り物」
というのはウソなのです!
回るどころか、お金はエジプトのピラミッドの如(ごと)く1か所に「ドーン!」と積み上げられ、動く気配はまったくないわけです。
実際、1日2ドル(約200円)以下で暮らす人々が数10億人に上るというデータもあるといいます。
おわりに
「うーん…。このお金で、今月はどうやって生活しようかニャン」
今日は、たった1%の金持ちが、世界の富の半分を握っているという話でしたが、いかがでしたか?
上に、お金は一か所に留まっていて動かないという意味のことを書きましたが、実際には「金が金を生む」で、お金は今この瞬間も、お金のある人のところへさらに集まっているようです。
お金は、普通に生活していてたまるものではないのは周知(しゅうち)の通りです。
よく、節約ということがいわれますが、節約するといっても限界があります。
富裕層が、どのようなやり方で世界中の富を集めてきたのか、考えると興味が尽きません。(@_@)ウーン